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産業保健師は辛い!辞めたいと感じる7つの理由と今スグできる解決策

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産業保健師は「体力的に楽」「楽しい」「給料が良い」と看護師転職でもかなり人気が高い職業ですが、頑張って勝ち取ったのにいざ働いてみると思っていたのと違ったと早期退職してしまう人も多いです。

その理由は理想と現実のギャップが大きいことが原因です。

求人情報だけではわからない産業保健のリアルな現場の様子を踏まえて、産業保健師が辛いと感じる7つの理由と対処法について解説します。

目次

産業保健師の辛いと感じる7つの理由

産業保健師の仕事をしていて、悩んだり、辛いなと感じたりする場面は主に5つあります。

看護師と違って実習経験が少ないため、人間関係よりも職場環境によるものが多く、解決策もまだ少ないのが現状です。

  • 実習で経験していないことがほとんどで、わからないことが多すぎる
  • 仕事仲間は偉い人(管理職)で気を遣う
  • 個人情報に関わるから、ストレスを吐き出す場がない
  • 面談で相手にしてもらえない
  • 会社からも相手にしてもらえない

デスクワークが多く、人に接する機会が少ない

産業保健師は8割が事務作業で、資料作成・記録・データ分析・書類整理など個人作業が多く人と接する機会が非常に少ないです。

黙々と作業を続けるため楽しさを感じる場面は少なく、人とのコミュニケーションを取るのが好きな人はつまらないと感じてしまうかもしれません。

健康教育や健康相談などに注力したい人は物足りなさを感じます。

直接的なやりがいを感じにくい

産業保健師は予防に携わることがメインです。看護師のように対象者が「病気が治った」「体調が良くなった」と実感することがないため、感謝されることも少ないです。

保健師がきちんと介入し予防ができている状態は「何も変わらない日常」であることです。当たり前の素晴らしさに気づかれないため、やりがいは感じにくくなってしまいます。

また、事務仕事が多かったり、保健師以外の仕事を依頼されることもあります。「これは保健師でなくても良いのでは?」と思う場面があるとやりがいが減ってしまいます。

産業保健師同士の人間関係で悩む

産業保健師は1〜3人体制であることが多く特殊な職場です。1人の場合は人間関係で悩むことは少ないのですが、2〜3名の場合は注意が必要です。

個室に2人、3人となれば人間関係が悪いと一日中苦痛を感じますし、いじめやトラブルが起きた場合、上司からも見えにくく対応しきれないことが多いです。

3人の場合は2対1の構造が出来上がり、1人で孤立してしまうと支え合う人がいなくなってしまいます。これは産業保健特有の問題です。

それ以外にも、真面目にスキルアップしたいと考えている人もいれば、楽できそうだからと転職した人もいます。これは人それぞれ軸が違うので、どの職場でも良くある話です。

社内で孤立しやすく保健師一人にかかる負担が大きい

産業保健師は一つの企業に2〜3人配置とかなり少ないです。そのため一人にかかる負担が大きく、責任も重大です。

対応に困った時、どう対処すべきか、誰に協力を依頼すべきか、様々なことで悩みます。

産業保健スタッフ間で協力体制ができていれば解決しやすいのですが、相談者がおらず、一人で答えを出さなければいけないと思っていたり、会社の体制が整っていないと一人で抱えることになります。

引き継ぎやマニュアルがなく業務のやり方がわからない

産業保健師は、看護職のなかでもかなりレア的な存在業務内容もやり方も企業によって様々で正解がないことが解決できない原因としてあります。

そのため業務マニュアルがなく、わからないことが多すぎます。

教育体制も整っておらず、看護学生の授業も薄く学ぶ程度。健康診断の事後措置、ストレスチェック、産業医面談・・・と項目は大体決まっていますが詳細な手順は人それぞれ。

具体的に健康診断の事後措置で悩む場面として以下のようなものがあります。

  • 健康診断の再検査受診勧奨は一人ずつ面談する?書類を作成して送る?
  • 社内を回って呼び出すの?管理職に日程調整してもらう?
  • 少し悪い人でも勧奨する?
  • もし、再検査に行ってくれない人はどうしたらいいの?
  • 管理職も治療の必要性を感じていない場合はどうすればいいの?

マニュアルがないと介入の線引きが難しかったり、滞ってしまったときの対処方法がわからず、悩むことが多いです。

会社の協力が得られない

健康管理に対する価値観が会社の方針とずれていて、思うような保健活動ができていないことがあります。

会社側が産業保健の重要性を感じておらず、保健師が業務依頼をしても協力してくれない管理職がいます。

実際に業務で相手にしてもらえないことの中には、このようなものがあります。

  • 再検査結果の回収を管理職に依頼しても提出がない。
  • ストレスチェックの実施率が低いが、管理職が従業員に呼びかけをしてくれない。
  • 休職者が出ても連絡がなく、2週間後の復帰時に産業医面談をしてくれと言われて発覚。
  • 長期入院をして勝手に管理職が職場復帰させている。
  • メンタル対応は管理職が手に負えなくなってから保健師に引き渡される。

会社としては「業績重視で健康のことは後回し。仕事をしに来ているのに健康について言われても。」という感覚の人が多く、保健師が思うような活動ができないことがあります。

給料が低い、または待遇に不満がある

産業保健師の平均年収は300〜800万円と幅が大きく、企業によって異なります。派遣、契約社員、正社員など待遇面でも差が出ます。

都心部や地方、企業の規模や業界によっても格差があり、同じ業務をしていても給料に差が出てしまうのが現状です。場合によっては看護師よりも低くなることがあります。

また、紹介予定派遣でいずれ正社員等用の可能性ありと記載されていても、正社員への移行がなく、痺れを切らして退職するケースもあります。

未経験可の求人は基本的に年収が低く、経験やスキルを身につけながら、産業保健師間での転職をする人は非常に多いです。

産業保健師が辛いと感じた時の対処法

産業保健師をしていて辛いと感じた時の対処法は3つの流れで対処できるかを検討します。

「今すぐできる解決方法があるか」
「他の企業の産業保健師へ転職する」
「保健師資格がなくても働ける別の仕事をする」

まずは、私が実際に現場で悩んだ時の解決策を以下にまとめました。

・保健師コミュニティやさんぽセンターを活用する
・専門知識を身につけ、信頼性を得る
・有給休暇を使ってストレス発散する
・まずは管理職から介入する
・退職を検討する

保健師コミュニティに参加する、さんぽセンターに問い合わせする

最近では、産業保健スタッフが集まるコミュニティが増えてきています。

XやInstagramなどSNSで盛り上がり、それぞれ保健師が抱える悩みを持ち合わせて話し合う機会を設けてくれるなど賑やかです。

保健師だけでなく産業医も参加しており、専門的な勉強もできるのでスキルアップになります。

また、業務で行き詰まった場合はさんぽセンターに問い合わせるのもひとつの手です。

さんぽセンターとは

産業保健総合支援センターのこと。各都道府県に設置されており、主に中小企業の産業保健業務を支援しています。保健師向け研修も無料で開催しているので活用してください。
参考:各都道府県の設置場所

事業所に産業医がいない場合の産業医面談労基への書類提出についてなど産業保健業務でわからないことはここへ聞くと丁寧に教えてくれます。

産業保健専門家制度や産業カウンセラーなど資格取得をしてスキルアップするのもおすすめです。

無料の研修は開催頻度も高く、勉強になるのでおすすめです!

医療知識を身につけ、信頼される人になる

良い職場環境を作るには、まずは年上の方や管理職に信頼してもらうことです。

管理職=偉い人、といっても医療の知識はほぼ皆無です。自分の役割をきちんと果たし、頼られる人になると働きやすくなります。

専門職の立場として、企業に役立つことはたくさんできるはずです。実際に管理職から保健師に質問があったものを紹介します。

よくある質問

・血圧ってどうやって測るの?
・血圧がどれくらい高いとやばいの?
・脳梗塞はストレスでなることもあるの?

このように、看護師としては基本的なレベルであっても一般の人はわからない事が多いです。

保健師になって驚くケースの例として、Hb6.0で仕事を続けている人は結構います。これは結構ヤバイ状態で臨床では輸血するレベル。

そのヤバさを知らずに働いている人や働かせている会社に病気や病気による事故を防ぐ方法を伝えます。

若いからと舐められないように、専門的知識を身につけて簡潔に話すように意識しています。

有給休暇を使用し、愚痴る以外のストレス発散をする

産業保健師は個人のシビアな悩みに介入したり、社内の個人情報を一人で守っていたりと制限があります。

そのため愚痴りたくても相談先がなく、悶々として過ごすことになり、ストレスが溜まりやすいです。

しかしストレス発散方法は様々です。食事・睡眠・温泉・サウナ・ショッピング・トレーニングジム・散歩など、愚痴ること以外で発散しましょう。

産業保健師は有休が使いやすいのも大きなメリットです。前日までの申請でゆっくり休むことができるのでリフレッシュする時間を確保しましょう。

根本的な問題解決は人事・労務課と連携を取りながら地道に解決策を練っていきます!

まずは管理職からヘルスリテラシーを高める

最近、社会的にも「健康経営」という言葉をよく耳にするようになりました。

健康経営とは

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。(引用:経済産業省ホームページ

従業員が健康でいることは、個人のパフォーマンス向上や生産性を上げることになるということを、まずは管理職に伝えていくことが重要です。

一人倒れてしまうだけでもかなりマイナス。その一人分を補うのに他従業員にも負担がかかり、業績が下がる可能性もあります。

「健康」だけでなく「会社」としての損益という視点で伝えると理解してもらいやすいです。

トップダウンで進めていくと組織全体が変わりやすいです!組織を上手く動かしていくのも保健師の仕事です。

積極的にコミュニケーションをとり、企画を提案する

産業保健師は与えられた仕事だけでなく、保健師としてどのように行動していきたいのかを明確にし、上司へ伝えていくことも重要です。

保健師が企画し保健事業を提案することで自分のやりがいにも繋がります。

直属の上司や人事労務、健康管理担当者と定期的に打合せをしてコミュニケーションをとる機会を作りましょう。

また、複数名体制で人間関係がうまくいかない場合は、産業保健スタッフ同士での意見交換の場を設けることで、方向性を合わせることも重要です。

退職を検討する

今すぐ対処できるものもあれば、保健師がどんなに頑張っても解決できない問題もあります。

一人の負担が重い、そもそも社風が合わない、何度上司に伝えても業務改善がされないなど、どうしても解決できない場合は退職を前向きに検討してみましょう。

退職を勧めるケース

・職場の労働環境が悪すぎる
・精神的・身体的に辛く体調が悪い
・やりがいや充実感を感じられない
・他に挑戦したいことがある
・いじめがある
・パワハラやセクハラがある
・契約時と待遇が異なる
・給料が少なすぎる

産業保健師を辞める場合の選択肢としては、別の企業に転職、行政や学校へ転職、看護師へ戻る、医療以外の異なる業界へ行くケースがあります。

産業保健師のおすすめ転職サイトはこちらに掲載しています。転職を検討している人は参考にしてください。

産業保健師は辛い!辞めたいと感じる理由と今スグできる解決策まとめ

経験を通して産業保健師が辛いと感じることをまとめました。それぞれの解決策をもとに経験を重ねながら少しずつ解決してくのが理想です。

産業保健師は企業によっても働きやすさが全然違います。すぐに問題が解決できない場合は、転職を検討しても良いでしょう。産業保健師間の転職もよく耳にする話です。

無理のないように頑張れる部分は耐えて、自分がダメになりそうなら転職を考えるでも良いと思います。大切なことはどのように対処すれば解決できるのかを考えて行動することです。

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