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【看護師転職】やりたいことが見つかる自己分析方法を徹底解説!

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今の自分にどこか満足できておらず、何か新しいことを始めたい!と思った時にやるべきことは自己分析

私は過去に急性期で看護師として働き、うつ状態になりました。「人生、どうなってもいいや」と思った矢先、自己分析をしたことで自分の選択に自信を持って突き進むことができています。

自分が楽しく働けて、自分の力を発揮できる仕事は何なのか?どんな職場が適しているのか?自分を知ったことでラクに生きられるようになりました。

今でも悩んだ時、不安になった時は自己分析に必ず立ち戻るようにしていて、それくらい人生の助けになっています。

転職する前に必ずおすすめしていますが、自己分析をやってみても「自己分析をやってみたけどイマイチ・・・自分のやりたいことがブレブレで、スッキリせず終わりました。」と上手くできず、なんとなくで終わる人も多いです。

今回は誰でも簡単に、徹底的に自己分析できる方法を解説します。仕事だけでなく、今、育児や友人関係、夫婦関係など何かしら悩んでいる人はこの機会にぜひ実践してみてください。

目次

自己分析する人・しない人には大きな差が出てくる!

十人十色、と言われるように、人間は全く同じ人なんて存在していません。得意・不得意、長所・短所もそれぞれ違います。

自己分析をして自分の性質を知ることで、自分が生きやすく、より理想に近づいた生活を送ることができます。

自己分析あり
自己分析なし
  • 自分のやりたいことが明確で、職場選びに困らない。
  • 自分の強みがわかっているから、自信を持って他者へ自分を勧められる。
  • 選択肢に迷いがなく、判断力・決断力が身につく。
  • 無駄な努力は減らし、最小限の努力で成果を出せる。
  • 楽しく、充実した人生が送れる。
  • 新しいことを始めるのに漠然とした不安がある。
  • 不安で何も始められない。
  • 何がやりたいのか分からない。
  • 人生諦めモード。
  • 嫌なことを耐え続け、メンタル的疲労が大きい。

自己分析をすると「ラクに生きられる」「楽しく生きる」「自分が本当に力を発揮できる」仕事の分野や環境の選択ができます。

一般的に就活の時期に自己分析を行います。しかし、看護師の場合は環境が特殊なので、やったことのない人の方が多いです。その理由を詳しく解説していきます。

この世で看護師が一番「自己分析できていない」ワケ

自己分析は一般的に、就活をする大学3年の時期に「どの企業へ就職するか」「どの職種を選ぶか」を選ぶ時に実施します。

しかし、看護師は看護学校に進んだ時から看護師の道へ行くことが決まっているようなもの。

本来であれば、看護学校を受験する中学・高校の時期に自己分析をしておくべきですが、残念ながら学校では誰も教えてくれません。

看護師は自己分析をする機会がなく、大事なことをすっ飛ばしてきたため、転職回数が多くブレブレになってしまっているのです。

さらに、「看護師」「保健師」という資格を持っているからこそ、資格に縛られて他の職種に挑戦できない状態であり、自分に合っていなくても看護師をしている人は永遠に苦しめられています。

今後やりたいことがない人は、今スグ自己分析をやるべき!

看護師の仕事ができない人はもちろん転職を考えますが、特にやりたいこともなく全てを諦めているような人にもおすすめです。

自己分析はこんな人におすすめ

・転職回数が多く、今の自分に満足できていない
・このままの生活を続けていて良いのか、将来が不安。
・今の環境を変えたいけど、どうしたら良いのかわからない
・今の状況がダメだと分かっているけど、何をしたら良いのか分からない

なんとなく生きていけるけど、満足していない人も自己分析をすると自分がなりたい将来像が見えてきますよ。

自己分析をしなくても良い人は、既に自分軸がある人

自分のことが大好きで、自分の特徴をよく知っていて、自信のある人は時間をかけなくても良いでしょう。

そのような人は、日常的に無意識に自己分析をしています。

無意識に自己分析ができている人

・今の自分に満足している
・夢や将来の方向性が明確である
・自信を持って今後の人生を歩んでいける

看護師必見!一から始める自己分析の正しいやり方

自己分析といっても、自分の思いや考えをただ紙に書き出すだけでは弱いです。

これでいいのかな?自分ってこんな感じ?

自己分析をしても自分に自信がない人は、きちんとできていない証拠。まだまだ十分に自分を知れていない状態です。この記事を読んでいて良かったですね!まだまだ変われるチャンスです!

徹底的に自己分析をすると、このような変化があります。

私の強みはコレ!A社では強みが出せないし自分もモチベーションが下がるから、もっと発揮できるB社にしよう!

例えば、転職先を選ぶ時は、自分に向いている・向いていないがはっきりして、根拠を持って理解しているから自分も納得のいく判断ができます。何より失敗しない選択ができます!

次こそ転職で成功したい人は、これから説明する手順に従って、徹底的に自己分析をしてください。

STEP
質問の答えを書き出す

頭で答えるだけじゃなく、必ず言語化(文字に書き出す)すること。目で確認することでじっくり自分と向き合えます。

STEP
なぜそのように答えたのか?理由を追求する

根拠を掘り深め細分化していくことで、本質が見えてきます。

STEP
今後、何に活用できるのか?次へ繋がるヒントを探る

本質を理解した後は、他の分野でもどう活かせるのかを考えてみてください。新しい発見が生まれることもあります。

ここまで解説していても、紙とペンを用いて実際にやる人はたったの1割程度です。

面倒臭がらず、時間をかけて自己分析できる人は、自分のなりたい理想像にどんどん近づいていきます!

質問に答えるだけで自分が分かる!自己分析50問

自己分析をこなすには、自分一人の頭で考えるだけでは深く追求することはできません。

これから伝える50問の質問に答えて、より深く自分を振り返ってみましょう。この50問だけでも自分のこれまでの経験や考えを網羅できる内容になっています。

夢や理想を明確にする

今やりたいこと・できることだけでなく、金銭面・時間を考えずにやりたいことを書いてみましょう。

自己分析の質問
  1. 子どもの頃の将来の夢は?
  2. 30代、40代、50代の理想の年収は?
  3. お金を払ってでも体験・勉強したいことは?
  4. 新しくやってみたいことは?
  5. これから克服したいこと、コンプレックスは?
  6. 何歳まで働いていたい?
  7. その時、世の中にどんな影響を与えていたい?
  8. その時、資産はどのくらいある?
  9. その時のライフスタイルは?
  10. 死ぬまでに実現したいことは?

人生100年、いつまで働く?定年退職したときに、どんな自分でありたいか。なんとなくでも意識するだけで違います!

自分の性格を見つめ直す

大きな病院で働くのが良いのか、病院以外の訪問看護・保育園・企業などが良いのか、職場選びのヒントになります。

職場の雰囲気に自分が合っているのか、どのような人間と相性が良いのか、などはっきりさせることで長く働ける職場を見つけることができます。

自己分析の質問
  1. 座右の銘は?
  2. 自分の好き or 嫌いなところは?
  3. よく友人と話す話題は?
  4. 家族に言われて影響を受けたことは?
  5. 他人のアドバイスを聞くタイプ?
  6. 物事の捉え方はポジティブ or ネガティブ?
  7. 自分の強み or 弱みは?
  8. 一人 or 複数人どちらが好き?
  9. 社交的 or 内向的?
  10. 尊敬する人は?

わかっているつもりになっていませんか?友人や家族からどう思われているのか、それが周りから見た素直な意見です。

過去の経験から本当の自分を見つけ出す

過去を振り返る時は、幼少期・中学・高校・大学・社会人それぞれの時期に対して以下の質問に答えると、より深く自分を知ることができます。

自己分析の質問
  1. 一番嬉しかった体験は?
  2. 一番楽しかった体験は?
  3. 一番幸せな出来事は?
  4. 一番の成功体験・失敗体験は?
  5. 一番影響を受けた人は?
  6. 一番これまで努力した経験は?
  7. 一番悲しかったことは?
  8. 一番苦しかったことは?
  9. 一番許せない出来事は?
  10. 人生で後悔していることは?

特に幼少期の経験は時間やお金に左右されない「素の自分」が見えてきます!

勉強や仕事の取り組み方から好きを見つける

自分の好きなことや得意なことは、伸びやすい分野です。集中して熱心に取り組めるため、大きな成果を出せる分野として見ることもできます。

また、無意識にやっている自分の良い部分が見つかることもあり、これまで嫌いだった自分が好きになることもあります。

自己分析の質問
  1. どこの高校・大学に進学した?その理由は?
  2. 好きな教科・嫌いな教科は?
  3. 宿題や課題はどんな姿勢で取り組んでいた?
  4. 今までで一番深く勉強した分野は?
  5. 勉強を通じて得たものは?
  6. 好きな業務・嫌いな業務は?
  7. 仕事で挫折した経験は?
  8. 仕事で一番達成したかった目標は?
  9. 仕事を通じて得たものは?
  10. 仕事で努力が実った経験は?

自己分析って自分がダメなところばかり見えて辛いけど、良い部分はどんどん褒めて伸ばしてあげましょう!

趣味・嗜好でもっと自分を好きになる

普段の何気ない行動を振り返ってみると、自分の癖が見えてきて面白いです。

趣味・嗜好は面接でたまに聞かれる謎の質問ですが、このようなヘンテコな質問は自己理解がどれだけできているかを見られています。

自己分析の質問
  1. 好きな時間の過ごし方は?
  2. 好きな食べ物・飲み物は?
  3. 好きな場所は?
  4. 好きな漫画は?
  5. 好きな色は?
  6. よく読む本は?
  7. よく聴く音楽は?
  8. Netflix等でよく見る映画は?
  9. 検索履歴でよく調べていることは?
  10. よくフォローしているアカウントは?

無意識にやっていることが結局は本当に好きなことだったりします。

もっと徹底的にやりたい人のための自己分析おすすめ本

これまでの質問50問は、簡単にできる自己分析方法です。

自己分析をもっと徹底的にやりたい人は、以下の3冊をおすすめします。

1.ストレングスファインダー
2.メモの魔力
3.絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方

15分で簡単に実施したいなら「ストレングスファインダー」

世界的にも有名なストレングスファインダーは、簡単な質問に15分程答えるだけで、あなたの資質(強み)トップ5を抽出してくれます。

歴史も長く、膨大な分析データから割り出されるのでわりと正確な情報と言われています。

今まで自分では気づけなかった隠れた資質を教えてくれるのが魅力ポイントです!

メモの魔力

SHOWROOMを創った前田祐二さん著書の本です。前田さん独自のメモ力で「思考力」も鍛えられます。

書籍の後半に自己分析ができる1000問の質問があります。これを徹底的にやれば、自分軸は必ず見つかります!ですが、そこまで到達しなくても、途中である程度見えてきます。

1000問答えられた人はかなりの少数派!あなたもぜひ挑戦してみてください!

絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方

一般の大学生が就活をするときに購入する一冊です。こちらも自己分析の質問が掲載されていて、質問に答えて軸を見つけていきます。

看護を含め医療職は自己分析をする機会はほとんどありませんが、自分のキャリアを形成するときに非常に役立ちます。

まずは定番をやってみること!そうすることで社会人としての土台が固まります。

ここまでできたら完璧!自己分析を転職で活用する方法

自己分析ができれば、転職活動で自分の強みをアピールする志望動機や自己PRに役立ちます。

面接官はあなたがどんな人かを知りたくて面接をしています。質問を受けたあなたが自分を知らなければ、上手に伝えることさえもできません。

また、看護師経験から学び感じた自分の経験だけで答えると、周りのライバルと同じ内容で面接官も飽き飽きしてしまいます。

これまでの人生全てを振り返って面白いエピソードトークができると、面接官にも注目され、内定率アップに繋がります!しっかりとした根拠もあるので、自信を持って堂々と伝えられるのも良いですね。

私は幼少期からなぜかPCが好きでExcelは自分で調べて遊び半分でやっていたので、PCは得意です!とアピールしました。

ここまで徹底した自己分析ができれば、満足のいくキャリア形成ができると思いますが、短期離職を避けたい人は以下の記事も参考にしてください。

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看護師転職でやるべき自己分析方法まとめ

自己分析をやってみていかがでしたか?

ここまで自分を振り返る機会はこれまでになかったと思います。まだ実践できていない人は、ぜひ時間をかけてやってみてください。

「そういえば自分はこんなことが楽しかったな」「こんなことが得意だったな」など新たな発見ができていれば完璧です!

今後の選択に迷ったときは、何度も自己分析に振り返ってみてくださいね。

自己分析がしっかりできていれば、あとは転職エージェントに自分の軸を伝えて、求人を探すだけです!

あともう一踏ん張り、頑張りましょう。

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