面接は誰もが緊張するものですが、緊張しすぎてしまうと本来の自分が発揮できず、不採用となってしまう要因にもなります。
面接で過度に緊張してしまうあがり症の方へ、過度な緊張をなくし、堂々と自分をアピールできるためのコツをお伝えします!
練習を重ねるのも大事ですが、面接に挑む姿勢やマインド設定など今日から変われる方法もあるのでぜひ最後まで読んで面接へ挑み、内定をゲットしましょう!
面接で緊張するのは独特な環境と自信のなさにある!
面接の緊張を少しでも減らしたいという人は、緊張する理由を理解するだけでも、安心材料のひとつになります。
面接で「緊張したらダメだ」と思わずに、「大事な機会だから緊張しているんだ」「緊張するのは当たり前なんだ」と今の自分の状況を理解して納得するだけでも少し冷静になれます。
なぜ緊張しているのかをまずはじっくり考えてみましょう。
・自分に自信がない
・面接の経験が少ない
・大事な機会で失敗できない
・選ばれないのは、自分がダメだと思い込む
面接で緊張する主な理由4つを、これから一つずつ解説していきます。
自分に自信がない
面接で緊張する一番の理由は自分に自信がないからです。
上手く話せる内容がない、何の取り柄もない自分を雇ってくれるだろうか、自分のだめな部分を見つけられて否定されるのではないか、とネガティブな方向に考えてしまいます。
自分の発言に突っ込まれたらどうしよう、ちゃんと発言しないといけないのに上手く話せなかったらどうしよう、という自信のなさが出てしまいます。
面接の経験が少なくマナーを気にしすぎる
面接は人生の中でも経験する機会が限られています。受験、就活、転職活動の時に経験するくらいで、基本的に人生で面接を受ける経験が少ないため慣れていません。
その上、普段意識しない細かいマナーまで徹底し、きちんとしなければという気持ちがさらに自信をなくしてしまいます。
面接の回数をこなせば慣れてきますが、経験できる回数も少ないため緊張する人は多いです。
人生の転機、失敗できない環境にある
面接では、エントリー者が採用側に採否を決められる環境にあります。そのため失敗してはいけないという意識が強くなり、一つ一つの発言や行動に慎重になります。
自分をよく見せようと取り繕ってしまうのもエントリー者によくある傾向ですが、採用側からしてみれば作った偽りの自分を見せられるとより人間性が見えてこず、判断しにくいです。
面接の際に、素直に、本音で語る姿勢である人は、安心して採用することができます。
選ばれなかったら「自分が悪い」と思い込む
不採用になったら自分の面接時のパフォーマンスがダメだったと勘違いしている人は非常に多いです。
面接時のアピール力や態度も大事ですが、不採用となるケースは、自分だけが悪いということだけではありません。
採用側も社風に合った人や力を入れている分野に強い人を採用します。たまたま合わなかっただけ、ということもあるので深く心配する必要はありません。
緊張しいでも明日からできる!面接で緊張しない方法5選
面接で緊張を抑えるには、事前準備と面接へ挑む心構えが大切です。
コツコツ練習を積み重ねて自信に繋げ、堂々と挑めるマインド設定をしましょう!
面接練習を重ねてトーク力を磨く
まずは面接の練習を重ねることです。一発本番で話せる人はビジネススキルの高い人のみです。
普段人の前に立ってプレゼンしたり、営業したりする機会が少ない人は練習あるのみです。
自分に自問自答する方法とエージェントやハローワークで対人練習する方法、どちらでも構いません。
1人で練習する場合はフィードバックが得られないため、スマホを置いて録画をすることもおすすめです。話すときに相手の目を見て話せているのか、姿勢は悪くなっていないか客観視できるようになります。
また、一通り話すことで上手くいかなかった部分を振り返りやすくなります。以下の部分をポイントに改善策を見つけていくと質が向上します。
【振り返り項目】
・発言する時に迷った部分
・話している時につまづいた部分
・話す内容にまとまりがなくなってしまった部分
文章を暗記せず、自分の言葉で話す
面接では、事前に考えた回答を丸暗記すると必ず失敗します。
当日質問された時に、どんなことについて話すか、キーワードと話の流れをざっくり覚えておきましょう。
・根拠となるエピソードを準備しておく
・自分がやったことの結果、相手の反応を入れる
・一番伝えたい思いを明確にする
丁寧な言葉を使用し過ぎてしまうと人間味が出て来ず、受け流されやすい傾向にあります。
自分の思いや感情をありのままに伝えることも大事です。
面接質問集は以下の記事を参考にしてください。
自信を持つために、徹底した自己分析で誰にも負けない強みを見つける
自分に自信を持つために、自己分析は必須です。
本来持っている自分の特性・性格を理解しておくと自分がどんな時に力を発揮できるのか、熱中して取り組めるのかがわかり、自信を持って伝えることができます。
自分では当たり前だけど、相手から見れば羨ましい経験やスキルはたくさんあります。周りからどんなことでよく褒められるのか等見つけていくと誰にも負けない強みが見つかりますし、自信を持ってアピールできます。
まだまだ自己分析が足りないなという人は、以下の記事を参考にしてください。実際に紙に書き出して言語化するところまでできると自分のことがある程度見えてきます。
面接官と同じ立場で挑むマインド設定
面接の練習をする時間がなく当日を迎えてしまった、という人は面接に挑むマインドを整えるだけでも緊張は抑えることができます。
具体的には、採用側から選ばれるものと思わず、自分も会社を選ぶ姿勢でいきましょう。
面接を受けた時に「なんか違和感があるな」「ここ大丈夫かな」と不安に感じたことがあると思います。面接は会社側が選ぶ傾向にありますが、自分がこの会社に行きたくないなと感じたら断ることもできます。
採用側が欲しいと思っていても、エントリー者が辞退することはよくあります。あなたも働きやすい会社、理想の会社を選んでいるという姿勢で挑みましょう!
また、違和感がある部分に対しては、面接で突っ込んだ質問をしても構いません。むしろ、気になっていることを曖昧にして入社すると失敗する恐れがあります。
必ず疑問に思ったことは解決して入社しましょう。直接聞きづらいことはエージェントを通して確認するのも良いです。
不採用になっても自分のせいだけにしない
面接で不採用になる原因は自分のせいだけではありません。
人事で採用担当をしている人も「1時間の面接だけでは本音を語る人は少ないから判断しにくい」「見抜く力は結構難しい」という意見もあります。
あなたが普段働いている職場でも「なぜこの人を採用したんだろう」と思った経験はありませんか?
このように面接官全員が正しい判断ができるとは限らず、採用側の見る目がないこともあります。
また、経験やスキルも十分あるけど、単に社風と合わないということもあり得ます。
人間は十人十色と言われるように、会社も職場の数だけ色があります。例えば、体育会系の職場に生真面目で大人しい人を雇うと人間関係で上手くいかないことが多いため不採用とすることもあります。
エントリーする側も無理に採用されても入社後に相性が合わず早期退職となる可能性もあるため、社風に合う人を採用していることも忘れないでください。
【まとめ】面接で緊張しない方法5選
面接の独特な緊張も必要ですが、過度に緊張しないための方法をお伝えしてきました。
自信を持つための準備やマインド設定でも気持ちが楽になります。面接前に見直し、落ち着いた状態で挑めるように対策をしましょう。