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早口すぎる申し送りを聞き取るメモの取り方【新人看護師向け】

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新人看護師になって最初にぶつかる壁は、申し送りが早すぎて聞き取れないことです。

びっくりするくらい早口謎の単語略語

どれだけ集中しても聞き取れないし、情報が取れなさすぎて不安になりますよね。看護師だけでなく、介護士や看護学生も最初は戸惑ってしまいます。

看護師経験をもとに申し送りを聞き取り、早いスピードでメモできる方法を伝授します。先輩のように特別な専門知識は必要なく、明日からすぐにできるようになります。メモが上手に取れようになると申し送りにも使えるので初めの時期に習得するのをおすすめします。

申し送りを聞き取るコツ

◇カルテから得る情報・申し送りで聞き取る情報を区別する
◇ワークシートの記入ルールを決める
◇明日から使える略語や記号を上手く使う

自分ルールを決めて、慣れてくると申し送り後すぐに業務に取り掛かれるようになります。早いうちに申し送りの聞き方を身に付けておくと仕事の覚えも早くなります。

【新人ナースの悩み】手が空いた時の5つの行動

この記事を書いた人

Hana|産業保健師ブロガー

看護師・産業保健師
第一種衛生管理者
【記事内容】
・未経験からの産業保健師転職
・辛い看護師を乗り切るコツ
・美容・健康 など

目次

看護師の申し送りの重要性

早口すぎる申し送りについていけるメモの取り方【新人看護師向け】

申し送りは、これから業務をする上で非常に必要な情報を得ることができます。

カルテに記載しているけど、口頭でも再度伝えるということは、非常に大切な情報です。これを聞き逃すと、医療ミスや事故につながりかねないので、集中して聞くことが大切です。

例えば、薬が内服できていない患者さんがいた場合、この情報が聞き取れていないと、飲み忘れに繋がり患者さんは適切な治療を受けることができなくなります。

小さなミスが大きな事故に繋がりかねませんので、申し送りは非常に大切です。ですが、新人のうちは聞き取れないことも多く、かなり悩む人も多いです。

先輩のやり方をマネをすること自分なりにやりやすい方法を見つけること

もっとはやく知っておきたかった、ということが多くあったので、ぜひ読んで参考にしていただければと思います。

看護師の情報収集の流れ・ポイント

早口すぎる申し送りについていけるメモの取り方【新人看護師向け】

情報収集をするとき、カルテから得る情報申し送りで得る情報に分けて行うと効率が良いです。

必要な知識が身についてくると申し送りの聞き取るペースにも慣れてきます。少しずつ勉強しながら経験を積んでいきましょう。

参考:看護師の『悩み』を『成長』につなげるためのオンラインセミナー『ナースタディ』

申し送り前にカルテから情報収集をする

まずはカルテから必要な情報を書き出します。出勤したらまずカルテを見ましょう。

ここでは、申し送りで聞けない情報を得ることがポイント。

Check!

【カルテから得る情報】※重要度順

  • 入院した経緯、疾患
    (なぜ入院となったのか)
  • 治療している内容
    (どんな薬を飲んでいるのか)
  • オペや検査時の医師記録・看護記録
    (問題なく検査や治療ができたか)
  • 昨日の状況
    (どこに注意してケアをすべきか、生活に支障が出てないか)
  • 今後の予定
    (退院予定日、転院予定)

入院当初は詳しく状況を申し送りされますが、経過が経つにつれて省略されることが多いです。毎日出勤しているわけではないので、自分がいなかった時に大事な情報を申し送られていることがあるので注意して見ましょう。

余裕があれば、今後の見通しがつくように退院予定など把握しておくと、患者さんがどの段階にいるかイメージできるので確認しておきましょう。

申し送りで最新の情報を得る

申し送りでは、昨日や夜間の状態を聞くことができます。カルテには記入されていないが、口頭で先生からの指示があった場合があるのでしっかり確認しましょう。

ここでのポイントは、カルテから得た情報は記入せず、聞き流して良いということ。

Check!

【申し送りから得る情報】

  • 日常生活の状況(不穏・睡眠不足はないか、どんな治療をしているか)
  • 今日の予定(点滴や注射などの予定している治療、検査、手術など)
  • 患者さんや家族の情報(今後の治療に対する気持ちやクレームの対応方法など)

【新人看護師用】ワークシートの記入ルールを決める

早口すぎる申し送りについていけるメモの取り方【新人看護師向け】

1日の患者さんのスケジュールを把握する際にワークシートを利用することが多いです。患者一覧表ですね。これを使ってメモすると業務がスムーズにいきます。

【ワークシート活用のポイント】
①どこに、なにを書くか自分ルールをつくる
②略語で書く
③記号を使う(↑、↓、-など)

ワークシートはカルテから印刷できることが多いです。

スクロールできます
氏名年齢性別 査結果ケア内容症状今後の予定
山田 一郎
疾患名
84男 CRPope後〇日
S -1(便秘1日目)  
疼痛+腫脹4/12 labo(血液検査)
鈴木 次郎
疾患名
90男 WBC,RBC等トイレ介助(要)食欲4/30 ent(退院予定)
ワークシートの記入例

【ルール参考例】
①名前の下に疾患名を記入する。
②性別欄に検査項目の記入欄を作る。
③枠がないときは線を引いたり、用紙に折り目をつけて区切る。
④過去→未来の時系列で記入する。

自分のやり方を見つけると早口の申し送りもついていけるようになるので、実践してみてくださいね。

聞き取りだけでなく、自分が次の勤務帯に申し送る時も左から読むだけなので活用できます!

医療の略語を使いこなす

早口すぎる申し送りについていけるメモの取り方【新人看護師向け】

先輩が使っている略語、知らないと聞き取れなかったり、またメモに時間がかかってしまうこともありますよね。

日本語は画数が多い!漢字は時間がかかる!どの部署でも使用する略語は覚えておきましょう。

職場によって略仕方が異なる場合もありますので注意してください。

さらに、数値の変動には「↑」「↓」、排便なしの時は「-1(日目)」など記号を活用しましょう。

【仕事ができる看護師】特徴7選&仕事ができる人になる方法

看護師の申し送りはカンタン!左から読むだけ

出勤前の申し送りの際にメモを整理しておくことで、次の勤務帯への申し送りもまとまりのある楽な方法でできます。

左から右に読むことで、スッキリと必要事項をまとめたものだけを簡潔に申し送ることができます。

メモをする場所を決めているので、どこに書いたかわからない!といった混乱もなく、申し送り前にまとめる時間も短くて済みます。

新人看護師のメモの取り方まとめ

新人の皆さんへ早く仕事に慣れるためのコツをまとめました。特別な専門知識は必要なく、今からでもすぐに使えるものばかりです。

  • 情報収集はカルテから得るもの、申し送りで得るものを区別する。
  • ワークシートはどこに何を記入するかルールをつくる。
  • 略語や記号(↑、↓、-など)を使って素早くメモする。

明日から実践してみて、もし合わない部分があれば、自分なりに修正をしてみましょう。自分専用に使いやすい申し送り表を作成できると仕事もスムーズになります。

新人看護師が日々持ち歩くメモ帳の作り方もこちらの記事で紹介しています。

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