看護師の仕事は業務量も多く、大きな責任が伴うため高度がスキルが求められます。
仕事ができる看護師は患者さんだけでなく同僚看護師や上司、医師からも信頼されており、人間関係も上手く働きます。
誰もが憧れる「仕事ができる看護師」になるために意識すべきポイントをご紹介します。
看護師における仕事ができる人とは
「仕事ができる人」とは、単に意識が高い・知識があるだけではありません。仕事がはやくできるだけでは、上司や同僚の目には止まらなければ、「仕事ができる」という評価はされません。
つまり、仕事ができる人とは、成果をあげているだけでなく、充分なコミュニケーション能力を持ち、良好な人間関係を築けている人なのです。
多忙な業務のなかで、パニックにならずに冷静に対応することは看護師としても求められる理想像です。仕事ができる人には共通している複数の特徴があります。
まずはデキる人の真似することで、自然と仕事ができる人に近づけるようになります。
仕事ができる看護師の特徴7選
仕事ができる看護師は7つの特徴があります。
- 身の回りの整理整頓ができる
- 時間を意識して行動する
- ToDoリストを作成している
- レスポンスが素早い
- 行動に移すのが早い
- 能動的に動く
- きちんとした挨拶ができる
身の回りの整理整頓ができる
まずは、自分の身の回りの整理整頓をしましょう。
整理ができている人は頭の中の整理も上手です。余分なもの、必要なもの、をしっかり分ける癖がついています。仕事においても、整理力がアップするため書類の紛失防止にもなります。また、余計なものが目に入らないため、集中力アップにも繋がります。
看護師は、医療介護物品をたくさん使います。入院退院関係の大事な書類を扱うことも多く、業務が煩雑になっていると散らかりやすいです。
整理整頓ができていないと感染拡大にも繋がりますので、まずは身の回りから整理整頓をしていきましょう。
時間を意識して行動する
効率よく仕事ができる人は、常に時間を意識して行動しています。行動する前に計画を立て、時間通りに動けるよう調整をしています。小さなタスクはスキマ時間をうまく活用して行うことで、大きなタスクに時間をかけることができます。
看護師の場合、患者のスケジュールに合わせて業務を行います。加えて、急変の対応をしなければならないのでスケジュール通りにいかないことがほとんどです。
「目の前の対応をしていて時間が過ぎてしまっていた」といったミスがないように時間を意識して行動しましょう。
ToDoリストを作成している
時間調整ができる人は、ToDoリストを作成しています。これは、やらなければならないことを「思い出す」という時間を少しでも削減できます。また、ミスを防ぐこともでき、スムーズに業務が行えるようになります。
看護師はToDoリストを作成する時間すらもありませんが、スケジュール表の隅に箇条書きでメモをするだけでも構いません。メモしたことを忘れないように、同じ場所にメモをする癖をつけていきましょう。
レスポンスが素早い
周囲から仕事を依頼された時は、レスポンスが素早いです。すぐに対応できる、ということもそうなのですが、「できる」「できない」を瞬時に判断する能力があります。そして、レスポンスが早い人は、周りからの信頼もアツいです。
「これお願い」と仕事を任されたとき、「わかりました」と返答をしておきながら、いつまでたってもできていない、もしくは忘れてしまっている、といったケースは周囲からの信頼を失ってしまいます。そのため、レスポンスはなるべく早くしましょう。
それから、レスポンスが早い人は成長できるチャンスを多く掴んでいます。できないから拒否をしておくと、できるようになるためのチャンスが少なくなっていきます。はやく仕事に慣れるためにも、チャンスを逃さないようにしましょう。
行動に移すのがはやい
仕事ができる人は、行動に移すのがはやいです。スピードを意識するのと意識しないのとでは格段に差がつきます。突発的に動く人のことではなく、しっかり考えて決断もしています。判断力も備えているので、悩まずすぐに行動をしている人が多いです。
仕事を依頼された時に「できるかどうか悩む時間」で小さなケアが実施できたりもします。なかなかすぐに行動できない人は「あらゆる言い訳」を使おうとします。後回しにしてしまう癖をなくしていきましょう。
能動的に動く
ナースコール対応や患者の移乗介助など自ら動く人は、周囲の信頼も獲得できています。先程話したように、能動的に動くことでチャンスを多く掴んでいきます。
技術や自分の行動に対して自信を持つことにも繋がり、思考も前向きになるため、イキイキと働いている人が多いです。
きちんとした挨拶ができる
挨拶は基本ですが、案外できていないことが多いです。看護師はコミュニケーションが第一です。患者さんにはもちろんですが、同僚、上司にも笑顔ではっきりと挨拶をするようにしましょう。
良いイメージを与えるだけでも、周囲との関係も良好になり、気持ちも前向きになります。
挨拶ははっきりと、相手の目を見て、相手の名前を呼びかけるとさらに良いでしょう。
仕事ができる看護師の特徴まとめ
仕事ができるようになるには、すぐには難しいですが、理想的な上司・先輩を見て、マネすることから始めてみましょう。癖をつけてしまえば、ストレスなく自然と仕事ができる人になれます。
- 身の回りの整理整頓ができる
- 時間を意識して行動する
- ToDoリストを作成している
- レスポンスが素早い
- 行動に移すのが早い
- 能動的に動く
- きちんとした挨拶ができる