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自分に向いている診療科や職場はどこ?MBTIで見る看護師の適職探し

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看護師として働く場は、病棟やクリニック、訪問看護、保育園、企業など多岐にわたります。

しかし、特に新卒で病棟看護師になった方の中には、激務やストレスで心身ともに疲れ果て、「自分には向いていないのでは?」と悩んでしまう人も少なくありません。

「看護師になったけれど、この仕事は自分に合っているのか?」
「もっと自分に向いている職場があるのでは?」

そう感じているなら、一度「MBTI診断」を活用してみるのもおすすめです。

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、単なる占いや性格診断ではなく、心理学をベースに人の性格を16タイプに分類するツールです。

韓国で流行し、日本でも注目を集めていますが、実は企業の採用活動やキャリア開発にも利用されているほど信頼性のあるものです。

この記事では、MBTIを活用して自分に合った職場を見つける方法をわかりやすく解説します。自分の特性を理解し、より働きやすい環境を見つけるヒントにしてみてください!

目次

看護師に向いているMBTIは?

一般的に、看護師として活躍している人に多いMBTIタイプは以下の通りです。

順位MBTI特徴
1位
ISFJ(擁護者)
とにかく優しい性格で、観察力と正確性が求められる仕事を得意とする。
2位
ESFJ(領事)
他者のニーズに敏感で細かい気配りができる。チームワークを大切にし、職場の雰囲気を良くする。
3位
ISTJ(管理者)
責任感が強く、ルールや手順を守るのが得意。自分にも他社にも厳しく、ミスなく仕事をこなす。
4位
INFJ(提唱者)
最も共感力が高く、患者や同僚も気持ちを深く理解できる。人の役に立ちたいという強い使命感を持つ。
5位
ENFJ(主人公)
他人のために行動することに喜びを感じる。周囲を引っ張るリーダーシップがある。
順位MBTI特徴
1位 
ISFJ
(擁護者)
とにかく優しい性格で、観察力と正確性が求められる仕事を得意とする。
2位
ESFJ
(領事)
他者のニーズに敏感で細かい気配りができる。チームワークを大切にし、職場の雰囲気を良くする。
3位
ISTJ
(管理者)
責任感が強く、ルールや手順を守るのが得意。自分にも他社にも厳しく、ミスなく仕事をこなす。
4位
INFJ
(提唱者)
最も共感力が高く、患者や同僚も気持ちを深く理解できる。人の役に立ちたいという強い使命感を持つ。
5位
ENFJ
(主人公)
他人のために行動することに喜びを感じる。周囲を引っ張るリーダーシップがある。

でも、この中のタイプなのに、看護師の仕事がしんどい…!

そんなふうに感じている人はいませんか?

実は、看護師の仕事は診療科や職場環境(病院、クリニック、訪問看護、企業など)によって働き方が大きく異なります。

そのため、MBTI的に「看護師に向いている」とされるタイプでも、職場が合わないとストレスを感じてしまうことがあります。

たとえば、細かい業務管理が得意なISTJタイプが、変化の多い急性期病棟に配属されてストレスを感じることもありますし、共感力の高いINFJタイプが、終末期医療の現場で感情を消耗しすぎてしまうこともあります。

自分に合わない職場にいると
・仕事を覚えるのに時間がかかる
・人間関係がうまく築けない
・やりがいを感じられず、モチベーションが下がる
といった状況に陥り、結果として「辞めたい」と感じやすくなってしまいます。

そこで今回は、MBTIタイプ別に適した職場を紹介します。

「看護師として働きたいけど、もっと自分に合った職場があるのでは?」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください!

MBTI別で見る看護師の適職探し

MBTIの16タイプごとに、どのような分野や職場が向いているのかを解説します。

・そもそも看護師という職業が向いているのか?
・看護師として働けるけれど、環境が合わないのか?
・もし看護師以外の仕事を選ぶなら、どんな職業が向いているのか?

この3つの視点から自分を分析することで、より働きやすい職場やキャリアの方向性が見つかるはずです。

INTJ(建築家)

本質を見抜き、未来を切り開く人

INTJタイプは、物事の本質をシンプルに捉え、改善点をすぐに見つけられる優れた分析力を持っています。知的で論理的思考が得意な人が多く、常に効率的な方法を模索しながら仕事を進めます。

高学歴で頭の良い人が多いタイプです。しかし、チームワークを必要とする環境は苦手な傾向があります。コミュニケーションが少ないと「冷たい人」と思われたり、集団行動にストレスを感じたりすることも。

また、ルーティン業務や感情労働が多い仕事は向いていないため、病棟看護師として患者と常に関わる環境はストレスの原因になりやすいため教育担当や病棟師長など管理職に向いています。

そのため、INTJタイプの人は個人のスキルを活かせる専門性の高い分野や、一人で集中して働ける職場が向いています。

INTJに向いている分野

研究職:現場の課題を見つけてシステムで解決するのが得意(認定看護師など)
企業看護師:論理的な思考力を活かし、安全管理や健康指導の分野で活躍できる
クリニック勤務:病棟よりもルーティン業務が少なく、効率的に働きやすい

患者に寄り添うことが苦手なので、管理職や一人で活動できるような企業看護師が向いています。

仕事では常に高い結果を出しますが、下積み時代は辛いと感じる人も多いです。自分のスキルが上司に認められない場合は転職や自分でビジネスを始めると良いです。

看護職にこだわらない場合、開発・研究・創作など、自由な発想で答えを導き出せる環境が適しています。

【看護師以外の職業】
・データ分析・医療IT関連の仕事
・医療系ライター・研究職
・起業、フリーランスとして独自のキャリアを築く

参考:【看護師から一般企業転職】看護師の知識や経験を活かして働ける職場5選

INTP(論理学者)

答えのない問いに、答えを導き出す探究者

INTPタイプは、常に頭の中で物事を深く考え、独自の視点から答えを導き出す戦略的思考の持ち主です。

論理的に物事を組み立てるのが得意で、言語化能力が高く、独自のアイデアを持っています。

しかし、共同作業よりも個人でじっくり取り組む方が得意なため、病棟看護師のようなチームワーク重視の職場はストレスになりやすい傾向があります。

特に、急性期病棟のようなマルチタスクが求められる環境は苦手で、業務に追われると集中力が乱れやすいです。

一方で、自分の興味のある分野にはとことん没頭できるため、好きなことを仕事にできれば大きな成果を上げられます。

INTPに向いている分野

訪問看護師:一件ずつ落ち着いて看護ができ、臨機応変な対応が求められるため、自分のペースで働きやすい
企業看護師:電子カルテ等の会社やメディカルライティングの分野で活躍
情報管理:情報システム管理部門
起業看護師:自由な発想で、自分のやりたい看護を実現できる

INTPは環境によってパフォーマンスが大きく変わるタイプです。自分に合わない職場ではモチベーションが続かず、無理をして働き続けるとストレスが溜まるだけです。

「この環境は合わないな」と感じたら、思い切って辞めるのも選択肢の一つです。

「これだ!」と思える分野に出会えたときこそ、INTPの強みを最大限に発揮できます。

【看護師以外の職業】
科学者:理論的思考を活かし、研究や分析の分野で活躍
作家・ライター:独自の視点で物事を考え、文章で表現する仕事が向いている
フリーランス:自由な発想で働ける環境なら、飽きることなく自分のペースで仕事ができる

参考:看護師から転身!ビジネス視点から考えるプチ起業を叶えるロードマップ
参考:【看護師から一般企業転職】看護師の知識や経験を活かして働ける職場5選

ENTJ(指揮官)

生まれながらのリーダータイプ

ENTJタイプは、リーダーシップに優れ、戦略的に物事を進める能力を持つタイプです。論理的思考が得意で、感情に流されずに冷静な判断を下すことができます。

組織をまとめ、目標達成のために最適な計画を立てるのが得意で、周囲からも「頼れる存在」として見られやすいでしょう。

部下や後輩への指導力もあり、しっかりと方向性を示すことでチーム全体の生産性を高めることができます。

ENTJに向いている分野

急性期病棟やユニット:迅速な判断力が求められ、効率的に物事を進められる環境で力を発揮しやすい
クリニック:比較的小規模な環境で、マネジメントや業務の最適化を図りやすい
訪問看護:事業所の規模が小さく、若くして役職に就きやすいため、キャリアアップがしやすい
医療コンサル:現場と管理を繋ぐ存在で力を発揮しやすい

ENTJは新人や2〜3年目の間は、自分の力を発揮しづらく、もどかしさを感じることもあります。

しかし、経験を積むにつれて周囲からの信頼を得やすくなり、リーダーシップを発揮できる環境に変わっていきます。

特に、組織の中で裁量権を持ちやすい職場を選ぶことで、さらにやりがいを感じられるでしょう。

【看護師以外の職業】
営業職:戦略的思考とリーダーシップを活かし、成果を上げやすい
コンサルティング:課題を見つけ、効率的な解決策を提案する仕事に向いている
プロジェクトマネージャー:チームを統率し、目標達成のために最適な戦略を立てる仕事が得意

ENTP(討論者)

生粋のカリスマタイプ

ENTPタイプは、人との意見交換や議論を楽しみ、自分の考えをどんどん磨き上げるタイプです。問題に直面すると、即座に複数の解決策を考え、柔軟に対応する能力を持っています。

スタッフ間で意見が食い違った際には、その対立をチャンスと捉え、最適な解決策を導き出します。

ENTPは、常に前向きに問題を解決し、難しい状況でも冷静に次の一手を考える能力に優れています。

そのため、以下のような職場で能力を最大限に発揮できます。

ENTPに向いている分野

急性期病棟やユニット:状況が常に変化する急性期環境でも、柔軟に対応できる能力を活かせる
美容看護師:新しい分野や技術に対する好奇心が旺盛で、常に進化する美容分野で成果を上げやすい
看護教員:経験を活かして次世代を支えたり、仕組み作りが得意
副業看護師:本業と副業をうまく両立させることで、幅広い経験とスキルを活かせる

ENTPは、どんな職業でもこなせる柔軟性を持っており、新しいことに挑戦する姿勢が自然と成功を引き寄せます。

そのため、転職や副業にも困ることなく、常に新しい挑戦を求めている方が多いでしょう。

看護職に限らず、ENTPは自由な発想と独自の視点を活かすことで、非看護職でも大きな成果を上げやすいタイプです。

【看護師以外の職業】
クリエイター:アイデアを形にする仕事で才能を発揮しやすい
マーケティング:市場の動向を読み、革新的な戦略を立てる能力が活かせる
ベンチャー企業:新しい事業やビジネスを立ち上げるダイナミズムにぴったり
企画職:斬新なアイデアでプロジェクトを進行させる仕事で活躍
フリーランス:自由な働き方を好み、独立して成功を収めやすい

ENTPは、「普通」でいることが苦手で、独自のペースで自由に動ける環境を求めます。そのため、自分のアイデアや行動力を最大限に発揮できる場所でこそ、真価を発揮します。

参考:副業や起業する看護師は何してる?令和の看護師の働き方を紹介!

INFJ(提唱者)

献身的で愛情深い理想主義者

INFJは、深い愛情を持ち、他者を支える理想主義者です。人の良さや可能性を見抜き、それを引き出す力に優れています。

しかし、自己犠牲心が強く、他者を優先するあまり自分を後回しにすることが多いです。

INFJは急性期看護の忙しさや患者との時間を取れない状況に苦しむことがありますが、察しが良く、自己表現が難しい患者や子どもとのコミュニケーションが得意です。

また、相手の本音や隠れた感情を無意識に読み取ってしまうため、不当な扱いを受けている人を見ることに非常に苦痛を感じることがあります。そのため、職場の人間関係や雰囲気にも敏感です。

一対一の関係を好み、独りの時間を楽しむINFJは、自分のペースで働ける職場で力を発揮します。

INFJに向いている分野

訪問看護:患者との深い関わりができる一対一の環境で、INFJの理想主義が活かせる
保育園看護師:子どもとのやり取りに優れ、柔軟な対応が求められる
企業看護師:自分のペースで独立して働ける環境が、INFJの個人主義と合う
保健師:地域での活動を通じて、社会に貢献できる仕事に向いている
施設、慢性期、緩和ケア:患者と深く向き合い、理想的なケアを提供できる

INFJは理論やアイデアを整理し、わかりやすく伝える能力にも長けているため、看護職以外の道でも活躍することができます。

人を助けることに情熱を持ちながらも、独自の視点で創造的に問題解決をすることが得意です。以下の職業が特に向いています。

【看護師以外の職業】
カウンセラー:人々の心の問題を解決し、支える仕事
教育関係:教育者として、他者の成長を促す役割
クリエイティブ業:アイデアを形にする仕事で力を発揮
マーケティング:人の心を動かす戦略を立てる能力が活かせる
ライター:理論やアイデアを文章に落とし込む仕事が得意

参考:看護師から行政保健師へ転職!公務員試験対策を徹底解説
参考:【看護師から一般企業転職】看護師の知識や経験を活かして働ける職場5選

INFP(仲介者)

社会不適合者とメンタルヘルス

INFPは、楽しく働ける環境を重視します。完璧主義でありながら、完璧にできないと始められないことが多いです。このため、期限が迫っても中途半端な結果に不安を感じ、前に進むのが難しくなります。

また、自己批判が強く、合わない環境で無理をしてしまう傾向があり、特に急性期病棟では、成長の機会を逃すこともあります。

最も鬱になりやすいタイプで、調子が悪いと自分を責め、周囲にも影響を与えがちです。

急性期病棟の忙しい環境はINFPには合わないことが多く、看護師という職業を嫌いになってしまうこともあります。しかし、自分のペースで働ける職場では、看護師として充実感を得ることができます。

INFPに向いている分野

訪問看護:自分のペースで仕事ができ、患者とじっくり向き合える
施設・慢性期・緩和ケア:穏やかな環境で、患者と深く関わることができる
アートメイク看護師・美容看護師:美容に興味がある方に向いている

人の心を動かしたり、社会にポジティブな変化をもたらすことに取り組むことが向いています。看護師以外の職業としては以下のようなものが向いています。

【看護師以外の職業】
保育士:子どもの成長をサポートする仕事。
福祉関係:社会貢献ができる仕事。
教育関係・図書館司書:人に知識を伝える仕事。
編集者・イラストレーター:クリエイティブな仕事。

ENFJ(主人公)

他人のために動くことが生きがい

ENFJは、多才で優秀なタイプで、人の感情に寄り添うことができる思いやりのある性格の人が多いです。人々の成長をサポートすることに喜びを感じるため、メンターとしての役割が得意です。

周囲のメンバーに適切な役割を与え、チームをまとめるリーダーシップを発揮します。特に、他者の感情に敏感で、場の空気を読みながらサポートできるため、病棟看護師など、チームで協力する職場に向いています。

ENFJは、弱い立場の人を助けることが得意で、そのため看護師としても適しています。

さらに、優れたコミュニケーション能力と話術を持ち、ルールを守りつつ社会的に上手く生きるタイプです。

ENFJに向いている分野

急性期病棟:チームワークを重視し、素早い判断が求められる環境
施設・慢性期・緩和ケア:患者とじっくり向き合い、サポートする役割が求められる
訪問看護:個別に寄り添ったケアができ、やりがいが感じられる
保健師:地域の健康をサポートする職場で活躍できる
看護教員:教える、導くことに情熱を注げる

ENFJが成果を出せるのは、人との関わりが多く、やりがいを感じられる環境であることが重要で、看護師以外には以下のような職業が向いています。

【看護師以外の職業】
教師:人を育てる仕事。
カウンセラー:他者をサポートし、助ける仕事。
営業職:人との関わりを大切にする仕事。
人事:チーム作りや適材適所が求められる職種。
コピーライティング・マーケティング:言葉で他者とつながり、伝える仕事。
芸術分野:創造力を活かした仕事。

参考:看護師から行政保健師へ転職!公務員試験対策を徹底解説

ENFP(広報運動家)

自由奔放な理想主義者

ENFPは、制約や固定観念にとらわれず、興味を持ったことに熱中できるタイプです。お金のためだけに働くことは辛く、遊ぶように働き、働きながら遊ぶことが理想です。

急性期のようなハードな現場よりも、人との関わりが多く、コミュニケーションをしっかり取れる訪問看護や慢性期などの方が向いています。

繰り返しの作業を嫌い、手術室や健診センターなどのルーチンワークには向いていません。

また、さまざまなことに挑戦するのが得意で、共同作業からエネルギーを得られるので、新しい趣味や副業にチャレンジすることが多いです。

ENFPに向いている分野

施設・慢性期・緩和ケア:患者とじっくり関わい、柔軟に対応する
訪問看護:個別のケアができ、自由度が高い
地域看護(保健師):個性を尊重しながら創造的アプローチができる
起業看護師:自由で創造的な環境で活躍できる

自由で創造性を発揮できる環境が重要で、看護師以外には以下のような職種が向いています。

【看護師以外の職業】
広告系・マーケティング:創造性を活かして人々に影響を与える仕事。
イベントプランナー:人との関わりが多く、柔軟な考え方が活かせる職種。
事業開発:新しいプロジェクトを立ち上げ、発展させる仕事。

参考:看護師から転身!ビジネス視点から考えるプチ起業を叶えるロードマップ
参考:副業や起業する看護師は何してる?令和の看護師の働き方を紹介!

ISTJ(管理者)

自分にも他人にも厳しく、ミスをしない

ISTJは、ルールを守り、自己規律が非常に強いタイプです。その厳しさが医療現場で大きなプラスとなり、ミスなく正確に仕事をこなすため、周囲からも尊敬されることが多いです。

計画性があり、協調性も備えているため、チームでの仕事でも力を発揮できます。また、ルーチン作業を得意としているため、病棟看護師だけでなく、クリニックや健診センターなどでも活躍できます。

ただし、厳しい環境に身を置くため、ミスが許されない緊迫した現場では、無理をして体調を崩すこともあります。自身の健康にも気を付ける必要があります。

ISTJに向いている分野

急性期病棟やユニット:規則を守り、緊張感のある現場での仕事
手術室看護師:「申し送り」「記録」「ルール遵守」が求める職場の方が安心できる
クリニック・健診センター:ルーチン業務が得意で、安定した環境

看護師以外には以下のような職種が向いています。

【看護師以外の職業】
銀行員:規律や計画性が重要な仕事。
エンジニア:細かい作業に高い正確性が求められる職業。
公務員:ルールに従い、組織の中で安定的に働く職業。
アーティストや芸能人:自己規律と計画的な努力が求められる職種。

ISFJ(擁護者)

優しさの塊

ISFJは、非常に優しく、性格が良い人が多いタイプです。自分を控えめに表現し、「私なんて」と謙遜することが多いのが特徴です。

人間関係の調整が得意で、職場でトラブルが起きても、うまく空気を読んで仲良くさせることができ、裏でサポートすることに長けています。周囲の気配りを忘れず、仕事の進行を円滑にするために尽力します。

黙々と謙虚に仕事をこなすことができ、観察力と正確性が求められる仕事に向いています。責任感が強く、他人を助けることにやりがいを感じるため、看護師としてはまさにベストな性格です。

ただし、無理をしてしまうことがあるため、自己管理も大切です。無理せず、休むべき時は休み、合わない職場で働き続けるのではなく、環境を変える勇気も大切です。

向いている分野

内科病棟:責任感と観察力が活かせる仕事
保育園看護師:気配りと人間関係調整が得意
行政・包括保健師:優しさとサポート精神を活かせる

看護師が天職なISFJですが、他の選択肢を考えるとするなら以下のような職業が適しています。

【看護師以外の職業】
教育関係:人の成長を支え、心のケアを大切にできる職業。
秘書:細かい気配りとサポート能力が求められる職業。
行政の仕事:社会貢献の精神を活かせる役職。

参考:看護師から行政保健師へ転職!公務員試験対策を徹底解説

ESTJ(幹部)

秩序と効率を重んじる現実主義者

ESTJは、効率的に目標を達成する能力が高い現実主義者です。計画通りに物事を進め、仕事の処理速度が非常に速いため、急性期病棟での仕事に適しています。

感情や個人の事情に関してはあまり敏感ではないため、コツコツと業務をこなす仕事に向いています。例えば、クリニックで外来業務や健診センターなどが適しています。

性格的に、自己分析や性格診断にあまり興味を持たないタイプが多いため、このような記事には関心が薄いことが多いです。

ESTJに向いている分野

急性期病棟:効率的に仕事を進め、スピードを重視する
管理職やリーダー:組織の中でのまとめ役にアンリ、現場を回せる
クリニック:規則正しい外来業務をこなす
健診センター:ルーチン作業が多く、効率を重んじる

明確なルールと秩序が保たれた環境でリーダーとした役割を担うことが得意なので、看護師以外には以下のような職種が向いています。

【看護師以外の職業】
管理職:秩序を守りつつチームをまとめる役割。
経営者:効率的な運営が求められる役職。
プロジェクトマネージャー:計画的に進行するプロジェクト管理。
法律関係:規則に基づく判断を重視する職業。
教師:しっかりとしたルールを持って指導する仕事。

ESFJ(領事)

どんな場面でも周りの人をサポートする

ESFJは、思いやりがあり、人間関係を築くのが得意なタイプです。場の雰囲気を良くし、他人と楽しさを共有することを大切にします。

16タイプの中で一番社交性が高く、人との関わりを重視し、仕事よりも人間関係に力を入れる傾向があります。

他者のニーズに敏感で、積極的に助けることができるため、細やかな気配りが求められる看護師にぴったりです。日常的なタスクも着実にこなすため、内科や療養型病棟で力を発揮できます。

計画を慎重に立てるため、リスク管理が得意で、医療ミスを防ぐ行動を自然に取ることができます。

ESFJに向いている分野

内科・療養型病棟:人間関係を大切にしながら、日常的なタスクを着実にこなす
施設看護師:利用者との密接な関わりを持ちながらサポートする
企業看護師:従業員の健康管理やケアに密接に関わる
地域包括保健師:チームケアの中で周囲への気遣いができる

安定した環境と人と密接した関わりがある環境が良く、看護師以外には以下のような職場が向いています。

【看護師以外の職業】
教育関係:他者の成長をサポートする仕事。
人事:社員との関係を構築し、サポートする業務。
公務員:安定した環境で地域や人々を支える仕事。
営業職:人との関わりを大切にし、関係を築きながら成果を上げる業務。
接客業:お客様との関係を築き、楽しさを共有する仕事。

参考:【看護師から一般企業転職】看護師の知識や経験を活かして働ける職場5選

ISTP(巨匠)

物事を冷静に分析し、直感的に行動する

ISTPは、危機的な状況で冷静に迅速な判断を求められる仕事に向いています。そのため、急性期病棟やICUなどのユニットに適しています。

因果関係を素早く把握する能力を持ち、看護学生時代に関連図を書くのが得意だったのではないでしょうか。

職場では、人間関係にこだわらず、自由に仕事を進めることができます。そのため、集団や規則に縛られるのが嫌いで、個人のペースで動ける環境に向いています。

例えば、企業看護師や訪問看護はそのような環境を提供するため、ISTPに適しています。

ISTPに向いている分野

急性期病棟やユニット:迅速な判断と冷静な対応が求められる
救急外来:感情に左右されず、事実・行動で語る現場で活躍できる
企業看護師:自分のペースで自由に働ける
訪問看護:個別のケアが求められる仕事で、自由な動きが可能

自分のペースで作業できる環境が才能を発揮でき、選ぶ仕事次第で大勢します。看護師以外には以下のような職業が向いています。

【看護師以外の職業】
エンジニア:冷静に分析し、問題を解決する仕事。
職人:技術やスキルを活かして独立して働く仕事。
デザイナー:創造力を活かして独自に作業する職業。

参考:【看護師から一般企業転職】看護師の知識や経験を活かして働ける職場5選

ISFP(冒険家)

感性が豊かで自由に生き続ける

ISFPは、柔らかい雰囲気を持ち、マイペースで自由に生きるタイプです。まるでくまのプーさんのように、穏やかで厳しさがありません。

新しいアイデアや創造的な活動に没頭することが好きで、好きなことにはハマりやすいです。そのため、比較的自由に働ける環境が向いています。

保育園看護師や企業看護師など、一人で自分のペースで働ける職場が最適です。

内向的で感情や判断について内省的に考えることが多いため、病棟勤務がうまくいかないと自己反省を繰り返すこともあります。

しかし、周囲にどのような影響を与えるかを考えすぎて辞めたくても辞められない人も多いです。

感情を抑えすぎず、信頼できる人に助けを求めて、周囲のサポートを得ることが大切です。

ISFPに向いている分野

リハビリ病棟:ルールに縛られすぎず、クリエイティブに働ける
緩和ケア:穏やかに、人を癒す力がある
企業看護師:厳格な上下関係がなく、自分のペースで自由に働ける
保育園看護師:静かに、穏やかに、一人職場で自分のペースで働ける

クリエイティブで自由な発想ができる、規則やルールに縛られない環境で自分の力を発揮します。看護師以外には以下のような職業が向いています。

【看護師以外の職業】
ファッションデザイナー:創造的で自由な発想が活かせる職業。
写真家:芸術的な視点を活かせる職業。
イラストレーター:独自の感性を表現できる職業。
獣医師:動物への深い愛情と感性を活かせる職業。
動物看護師:動物との関わりを大切にした職業。

参考:【看護師から一般企業転職】看護師の知識や経験を活かして働ける職場5選

ESTP(起業家)

今、この瞬間を全力で生きる

ESTPは、未来よりも目の前の出来事に全力で取り組むタイプです。急変にも即座に対応できるため、ICUや急性期病棟に向いています。

決断力や行動力に自信を持ち、迅速に対応できることから、急性期での活躍が期待されます。

物事を効率よく進めるのが得意ですが、一つのことを徹底的に詰めるのは苦手なので、マルチタスクで動く環境が向いています。

理論よりも経験から学ぶことが多く、実践的なアプローチを好みます。そのため、新人の頃から急性期で活躍することも可能です。

ESTPに向いている分野

急性期病棟やユニット:短時間での判断・行動が得意で迅速な対応が求められる
救急外来やフライトナース:「動きながら考える」が強み
美容看護師:経験に基づく実践的なアプローチが活かせる
企業看護師:効率よく動きながら多岐にわたる業務をこなす

看護師以外の職種としては、名前のごとく、とにかく起業することに向いています。

【看護師以外の職業】
営業:行動力を活かして、目の前の課題に即座に対応できる職業。
プロジェクトマネージャー:迅速な決断力と行動力が求められる職業。
イベントコーディネーター:実践的な経験を活かせる職業。
ベンチャー企業/起業家:即断即決で新たなビジネスを立ち上げる。

参考:看護師から転身!ビジネス視点から考えるプチ起業を叶えるロードマップ

ESFP(エンターテイナー)

エネルギッシュでポジティブ

ESFPは、元気で面白い性格の持ち主。エネルギッシュに人生を楽しむタイプです。ポジティブな性格が特徴で、どんな状況でも落ち込まず、うまくやり遂げることができます。

計画性には欠けるため、仕事のミスも多い傾向がありますが、ポジティブさがその欠点をカバーします。将来について深く悩むことは少なく、転職に迷うこともほとんどありません。

反復的な業務や緻密な作業ではミスが増えるため、手術室や健診センターなどのルーティン作業には向いていません。

人との繋がりを大切にし、一人での作業は得意ではないため、チームでの仕事や他人との交流が多い環境で活躍します。

また、飲み会や職場での社交が重要で、仕事以外の場で活気があれば、難しい仕事でも乗り越えることができます。

ESFPに向いている分野

施設看護師:人との繋がりが多く、明るい性格が活かせる
訪問看護:明るく患者に声をかけ、場を和ませるのが得意
包括保健師:コミュニケーション力と笑顔で現場を支える
病棟全般:チームで協力しながら働ける

とにかく仕事も楽しみたいタイプなので、好きなことを仕事にすることが向いています。看護師以外では、以下のような職業が向いています。

【看護師以外の職業】
エンタメ業界:ポジティブでエネルギッシュな性格が活かせる仕事。
営業職:社交的で人との関わりが多い職業。
イベントプランナー:盛り上げる能力が求められる職業。
パフォーマー(歌手など):表現力を活かせる職業。

【まとめ】看護師のMBTI別で見る職場探しのポイント

今回は、MBTIの16タイプ別に看護師の適職探しのポイントを紹介しました。

「看護師に向いていない」と思い込まず、自分に合った職場を探してみることが大切です。自分にぴったりな職場を見つけることで、より一層自分の力を発揮できる環境が整うかもしれません。

MBTIをもとに自己分析を深めることで、自分の選択に自信がつきます。さらに詳しい自己分析方法を知りたい方は、こちらの記事「やりたいことが見つかる自己分析方法を徹底解説!」をぜひご覧ください。

これまでの経験を活かしながら、キャリアをより良く築いていきたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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