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【2026年最新】保健師になるための学費はいくら?学校の種類別に費用を徹底比較

保健師になるには学費はいくら?
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「保健師になりたいけれど、学費がいくらかかるのか不安…」
「看護師資格はあるから、最短・最安で保健師になる方法を知りたい」

保健師を目指す上で、学費の問題は避けて通れません。

ルートや学校の種類によって費用は大きく異なり、国立大学なら4年間で約250万円、私立大学では500〜700万円、看護師資格があれば1年制の専門学校で60〜150万円程度と、選択肢によって3倍以上の差が生まれます。

この記事では、保健師になるためのルートごとの学費相場を徹底比較し、費用を抑えるための奨学金・支援制度まで詳しく解説します。

現役産業保健師として転職支援を行ってきた経験をもとに、「看護師資格あり」の方が取りうる現実的な最短ルートについても紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

そもそも保健師になるには?資格取得ルートを整理

保健師として働くためには、看護師免許と保健師免許の2つの国家資格が必要です。

どちらか一方だけでは働けないため、自分がどのルートで両方を取得するかを明確にすることが最初のステップになります。

看護師資格なしの場合:4年制大学または4年制専門学校

看護師の資格をまだ持っていない場合、最もスタンダードなルートは4年制の看護系大学への進学です。

看護師と保健師の両方の国家試験受験資格を取得できる統合カリキュラムを採用しているケースが多く、1校に通うだけで2つの免許を目指せます。

近年は大学によっては保健師養成カリキュラムの受講を成績上位者のみに限定している場合もあります。入学前に必ず確認しておきましょう。

また、学校数は少ないですが、4年制の看護・保健師統合カリキュラム専門学校もあります。大学より入試難易度が低く、入学しやすいという特徴があります。

看護師資格ありの場合:1年制専門学校(最短ルート)

すでに看護師免許を持っている方にとって最短・最安ルートが、1年制の保健師養成専門学校です。看護師として働いた経験を活かしながら、1年間集中して保健師の知識と技術を学びます。

在学期間が短いぶん学費も低く抑えられるため、社会人や現役看護師がキャリアアップを目的に進学するケースが非常に多いです。

筆者(産業保健師)が転職支援を行ってきた60名以上の保健師の中でも、このルートを選んだ方が多数います。

ルート在学期間対象
4年制看護大学(統合カリキュラム)4年看護師資格なし
4年制看護・保健師統合専門学校4年看護師資格なし
1年制保健師養成専門学校1年看護師資格あり
大学院(保健師養成課程)2年看護師資格あり

学校の種類別 学費・費用の相場まとめ

ここからが記事の核心部分です。学校の種類ごとに、トータルでかかる学費の目安を詳しく解説します。

国立大学(看護学部)の学費:4年間で約242〜243万円

国立大学の学費は、文部科学省が定める標準額に基づいて設定されています。2025年度の標準額は、入学金28万2,000円、授業料が年額53万5,800円です。

4年間のトータルは約242万5,200円が目安で、これは私立大学の2分の1〜3分の1程度に抑えられます。

ただし近年は、東京大学をはじめとして独自に授業料を引き上げる国立大学も増えています。

標準額の120%を上限に値上げが可能なため、志望校のホームページで最新情報を確認することをおすすめします。

国立大学 学費の目安(標準額ベース)

費用金額
入学金282,000円
授業料(年額)535,800円
4年間の授業料合計2,143,200円
4年間の総額約242万円

公立大学(看護学部)の学費:4年間で約237〜253万円

公立大学(地方自治体が設置する大学)の学費は、おおむね国立大学の標準額に準じています。

ただし「地域内出身者」と「地域外出身者」で入学金が異なる大学が多く、地元の公立大学に進学するほうが費用を抑えられます。

4年間の総額は地域内出身者で約237万円、地域外出身者で約253万円が目安です。

私立大学(看護学部)の学費:4年間で約500〜700万円

私立大学の学費は大学・学部によって幅が大きく、4年間のトータルで約500万〜700万円かかります。

国立大学と比べると2〜3倍以上の差があるため、進学先の選択は慎重に行いましょう。

私立大学 学費の目安(年間・4年間)

費用項目初年度2〜4年次(各年)
入学金約20〜30万円
授業料約80〜120万円約80〜120万円
施設設備費約20〜40万円約20〜40万円
実験実習費約10〜20万円約10〜20万円
初年度合計約130〜210万円
4年間総額約500〜700万円

保健師専門学校(1年制)の学費:約60〜150万円

看護師資格のある方が選べる1年制専門学校は、学費の面でも最もコストを抑えられるルートです。1年間の学費は学校によって幅があり、約60万〜150万円程度が相場です。

ただし入学金や教材費、実習費などが別途かかる場合も多いため、学校ごとに「初年度納入金の総額」をしっかり確認することが重要です。

【比較表】学校種別 学費一覧

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学校の種類在学期間学費総額の目安特徴
国立大学(看護学部)4年約242万円最も安価。倍率が高い
公立大学(看護学部)4年約237〜253万円地元出身なら安くなる場合あり
私立大学(看護学部)4年約500〜700万円学校数が多く選択肢が広い
私立4年制専門学校(統合)4年約400〜500万円大学より入学しやすいケースも
1年制保健師養成専門学校1年約60〜150万円看護師資格ありの最短・最安ルート
大学院(保健師養成課程)2年約100〜200万円(国立)〜300〜400万円(私立)高度な専門性を身につけたい方向け

学費以外にかかる費用も把握しよう

学校に支払う学費(授業料・入学金)以外にも、保健師を目指す上でさまざまな費用がかかります。事前にトータルコストをイメージしておくことが大切です。

受験料・入学金・テキスト代

学校受験にかかる検定料は1校あたり1万5,000〜3万5,000円程度が一般的です。複数校を受験する場合はその分費用がかさみます。

テキスト・教材費は学校によって異なりますが、1年間で5万〜15万円前後かかることが多いです。実習着や白衣が別途必要な学校もあります。

保健師国家試験の受験料

保健師国家試験の受験手数料は9,400円(2025年度)です。看護師と同日に受験できるケースもありますが、それぞれに受験料が発生します。

また、国家試験対策の参考書・問題集は3,000〜5,000円程度のものが多く、対策講座を利用する場合はさらに費用がかかります。

国家試験について詳細を知りたい人は保健師国家試験の難易度は?合格率・試験概要・おすすめ参考書まで徹底解説を参考にしてください。

実習費用・交通費

保健師養成課程では保健所や保健センター、企業、学校など複数の実習先に赴く実習が必須です。

学校によっては実習費が別途数万円必要になる場合があります。

また、実習先への交通費・宿泊費が自己負担となるケースもあるため確認しておきましょう。

一人暮らしの場合の生活費目安

地元を離れて進学する場合は、家賃・食費・光熱費などの生活費も大きな負担になります。

地域差はありますが、月の生活費は10万〜15万円程度を見込んでおくのが現実的です。

1年制専門学校でも、生活費を含めると総額200〜300万円のコストがかかることを念頭においておきましょう。

学費を抑える方法:奨学金・支援制度を活用しよう

保健師を目指す上で使える支援制度は複数あります。うまく組み合わせることで、実質的な負担を大きく減らせます。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

最も一般的な奨学金です。返済不要の給付型と、卒業後に返済する貸与型があります。

  • 給付型奨学金
    世帯収入の要件を満たした方が対象。私立専門学校の場合、住民税非課税世帯なら年間約46万円が給付されます。
  • 第一種奨学金(無利子)
    月額最大6万4,000円(自宅外通学の専門学校生の場合)
  • 第二種奨学金(有利子)
    月額2万〜12万円(選択制)

専門実践教育訓練給付金(ハローワーク)

社会人経験のある方(雇用保険加入2〜3年以上)が対象の制度で、学費の最大70%(上限56万円/年)が支給されます。1年制保健師専門学校の学費が仮に120万円なら、最大84万円を受け取れる計算になります。

対象となる学校・コースはハローワークや厚生労働省のホームページで確認できます。社会人から保健師を目指す方は必ず確認しておきましょう。

自治体・病院の看護師奨学金制度(返済免除あり)

都道府県や市区町村、病院が独自に設けている奨学金制度で、卒業後に一定期間その自治体や病院で働くことで返済が免除されるものがあります。

たとえば神奈川県では、養成施設在学中の保健師養成課程に在籍している学生を対象とした修学資金制度があり、卒業後に県内の地方公共団体で保健師として従事することで返済が免除されます。

行政保健師を目指している方であれば、こうした地域密着型の奨学金を積極的に活用するのがおすすめです。

高等教育の修学支援新制度(授業料等減免)

2025年度からは多子世帯(扶養する子どもが3人以上の世帯)を対象に、所得制限なしで授業料・入学金の減免が受けられるよう制度が拡充されました。

対象となる学校(確認大学等)かどうかは、文部科学省の公式サイトで確認できます。

⑤看護師として働きながら保健師を目指す現実的な方法

「保健師になりたいけれど、今の仕事をすぐに辞めるのは難しい…」そんな悩みを持つ看護師の方は非常に多いです。

ここでは、現役看護師が保健師を目指す際の現実的な選択肢を整理します。

働きながら1年制専門学校に通う場合の注意点

1年制の保健師養成専門学校は、基本的に昼間の全日制です。そのため、現職の看護師として常勤で働きながら通学することは現実的には難しいケースがほとんどです。

多くの方が、入学前に現職を退職または休職し、1年間学業に専念するというスタイルをとっています。

ただし、前述の専門実践教育訓練給付金を活用したり、在学中にアルバイト(看護師のスキルを活かした単発バイトなど)で収入を確保する方法もあります。

転職してから学ぶ vs 学んでから転職する、どちらが良い?

これは状況によって異なりますが、以下を参考にしてください。

先に学校へ通う
転職活動を先に行う
  • 現職のストレスが強く、早めに離れたい方
  • 奨学金や教育訓練給付金をフルに活用したい方
  • 保健師資格の取得をキャリアの最優先にしている方
  • 現職でのスキルや経験をまず高めたい方
  • すでに3〜5年以上の臨床経験があり、未経験でも応募できる求人が増えている方
  • 採用後に学費補助が出る就職先を探している方

実は、看護師経験が豊富な方であれば、保健師資格なしで産業保健師・企業の健康管理室に採用されるケースもあります。

その後、働きながら通信や夜間の養成課程で資格取得を目指すルートも存在します。

私自身、産業保健師への転職支援を行う中で、「資格取得を先に急がなかったからこそ、良い職場に出会えた」という方を何人も見てきました。ご自身の状況に合わせてルートを選ぶことが大切です。

転職に関する詳細は、産業保健師転職サイトおすすめ6選の記事も参考にしてみてください。

【よくある質問】保健師学校の学費Q&A

保健師学校で一番学費が安いのはどこですか?

学費が最も安いのは、一般的に国立大学の看護学部(4年間で約242万円)です。ただし、入試難易度が高く、保健師カリキュラムの受講に選抜がある大学もあります。看護師資格をすでにお持ちの方であれば、1年制の保健師養成専門学校(約60〜150万円)が最安ルートになります。

保健師学校の学費 いくらかかる?総額の目安は?

学校の種類・在学期間によって大きく異なります。国立大学(4年)で約242万円、私立大学(4年)で約500〜700万円、1年制専門学校で約60〜150万円が目安です。さらに生活費・教材費・交通費などを含めた「総コスト」は、国立大学に自宅から通う場合でも300万円以上になることが多いです。

社会人が保健師を目指す場合、学費はどう準備するのがベスト?

社会人には専門実践教育訓練給付金(最大70%給付)が大きな味方になります。加えて、JASSOの奨学金・自治体の修学資金貸付なども組み合わせることで、実質的な自己負担を大幅に減らせます。まずはハローワークに相談し、給付金の対象コースかどうかを確認することをおすすめします。

大学院で保健師を目指す場合の費用は?

大学院の保健師養成課程(修士課程)は、国立大学で2年間約135万円、私立では2年間300〜400万円程度が目安です。より高度な専門性と研究能力を身につけたい方、将来的に行政の管理職や研究職を目指したい方向きのルートです。

保健師専門学校の授業料は高い?安い?

1年制専門学校の学費は学校によって30万〜200万円と非常に幅があります。国公立系の保健師養成機関は安い場合がありますが、全国的には私立の専門学校が多く、平均的には年間80〜120万円程度の学校が多い印象です。入学前にパンフレットや学校説明会で「初年度の総納入金額」を必ず確認しましょう。

まとめ|自分に合ったルートで保健師を目指そう

保健師になるための学費は、ルートの選択によって大きく変わります。

  • 看護師資格なし → 国立大学が最もコストを抑えられる。私立大学は4年間で500〜700万円かかることも。
  • 看護師資格あり → 1年制専門学校が最短・最安ルート。奨学金や教育訓練給付金を活用すれば実質負担はさらに減らせる。
  • 学費以外の費用(生活費・教材費・実習費)も事前に試算しておくことが大切。
  • 奨学金・支援制度はJASSO・専門実践教育訓練給付金・自治体修学資金を組み合わせて活用する。

学費の不安がクリアになったら、次は「保健師になった後、どんな働き方をしたいか?」を考えてみましょう。

産業保健師として企業で働く、行政保健師として地域に貢献するなど、保健師にはさまざまなフィールドがあります。

保健師への転職・キャリアについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。


※本記事の学費情報は2026年6月時点の調査・公開情報に基づいています。学費は年度ごとに変更される場合があります。進学前に必ず各学校の公式サイトや募集要項で最新情報をご確認ください。

保健師になるには学費はいくら?

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