\ 保健師転職サイトの口コミはこちらをClick /

未経験で産業保健師になるための方法・求人情報・転職のコツを伝授!

  • URLをコピーしました!

アフィリエイト広告を利用しています

未経験だけど産業保健師になりたい…!
求人を探してみたら、経験者優遇ばかりで厳しい。

そのような方に向けて、私はブログやSNS活動を通して、約3年ほど産業保健師の転職サポートをしてきました。

これまで見てきた転職の現状を通して、未経験でも産業保健師の狭き門を突破する方法を伝授します。

目次

未経験で産業保健師に採用されるのは難しい理由

・未経験歓迎の求人が少ない
・パートや派遣求人が多く正社員は難しい
・募集1~2名が多く、倍率が高い

産業保健師の求人統計

産業保健師は全国で3500人と希少な職業です。

数少ない求人の中でも未経験可の求人は1割とかなり狭き門です。

産業保健師正社員の割合

【MC-ナースネット】の2023年10月現在の求人を調査した結果、産業保健師求人は全部で77件

そのうち正社員求人は14件、派遣(紹介予定派遣含む)・パート求人は63件でした。

未経験求人が1割と考えると、正社員は極わずか!

産業保健師求人の倍率

求人が少ないのに対し、大人気職業で大勢の人が志望するため倍率はおよそ10~100倍と非常に高いです。

採用されるポイントはスキルや資格を身につけることですが、現役産業保健師のほとんどが保健師・衛生管理者以外の資格を持っていません。

書類や面接対策をきちんとしていれば大丈夫!内定が貰える詳しい方法を紹介します!

未経験から産業保健師になるための書類・面接対策

自己分析

自分がどんな人間であるかを自分自身が理解し、それをきちんと伝える力が必要です。

自己分析ポイント

・好きなこと、得意なこと
・今持っているスキル
・苦手なこと
・失敗した時はどう対処するか
・自分が目指す将来像 など

あわせて読みたい
【看護師転職】自己アピールが苦手なら自己分析が必須! 履歴書や面接で自分がどんな人であるか、プレゼンすることができていますか? 自己アピールが苦手で、書類審査に通過できない、面接でなかなか採用されないという方もい...

自分の強みをどのように活かすことができるのか、この点に注目してアピールできると内定率がアップします。

企業調査

他社との差別化を意識しましょう。自分にしか言えないことをエピソードに盛り込むことが大事です。

企業がどんな人間を求めているか把握しましょう。求める人材に自分が当てはまっていることをアピールすると採用率がさらにアップします。

あわせて読みたい
【産業保健師】志望動機で役立つ企業分析方法と面接での活用方法 産業保健師転職で欠かせない「企業分析」。とはいっても、企業のホームページに産業保健情報は全く記載されていません。 実際に現場に入らないとわからない事も多く、わ...

未経験から産業保健師になるための有利な資格5選

①第一種衛生管理者
②産業カウンセラー
③MOS
④メンタルヘルス検定
⑤TOEIC

第一種衛生管理者

第一種衛生管理者とは

第一種衛生管理者とは、労働者の健康管理や作業管理、労働衛生教育の実施、健康障害を防止するための作業環境管理などを中心に業務を行う国家資格です。

保健師資格を持っている人は、労働局へ申請するだけで簡単に取得できます。

申請にかかる費用:2,000円程度

申請方法は以下の記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
保健師が第一種衛生管理者の免許申請をしてみた【カンタン申請方法】 保健師資格を持つ人は第一種衛生管理者の資格を取得すると国家資格を3つ持つことができます。免許申請は簡単ですが労働局のホームページを見ても本当にわかりにくいで...

産業カウンセラー

産業カウンセラーとは

面談を基本とした個人の心理的な支援や仕事や人生に関するキャリア形成の支援、休職・復職の支援、組織に対するメンタルヘルス対策や教育などの支援、職場環境改善へのコンサルティングや提案・具体的な支援など多岐にわたります。
(引用:JAICO産業カウンセラー協会HP)

民間の資格で、最低でも6か月間の講座を受ける必要があります。それなりに費用もかかるため、時間やお金に余裕のある方が受講しています。

講座297,000円(教材費を含む・税込)
受験料学科試験:10,500円
実技試験:21,000円
登録料(入会費)7,000円
年会費5,000~10,000円
更新5年更新

詳細は日本産業カウンセラー協会をご覧ください。

一般教育訓練給付制度指定講座のため失業保険を受けている人は国からの支援を受けることができます!

MOS検定

Word/Excelスキルが身に付くものです。データ分析事務作業の効率が格段にアップします。

検定にかかる費用は以下の通りです。

1科目10,780円
2科目21,560円
3科目32,340円

書類選考を通過するために取得しておくとOK!

メンタルヘルス検定

民間資格は高額で取得できない。お金も時間もないけど、産業保健師に有利な資格を持っておきたい人におすすめ。

メンタルヘルス検定は誰でも受験することができます。3つのコースがありますが、保健師はⅠ種を取得しておきましょう。

コース料金
I種(マスターコース)11,500円
Ⅱ種(ラインケアコース)7,480円
Ⅲ種(セルフケアコース)5,280円

詳細は公式ホームページをご確認ください。

TOEIC

英語力がある人はTOEIC(650点以上目安)を受けておくと転職に有利です。外資系企業は英語力が求められます。

外資系企業は年収600万以上と給料も高く、福利厚生など条件が良いですが、英語力がないせいで諦めてしまう人が多いです。

時間に余裕のある人は、隙間時間に勉強して試験を受けることをおすすめします。

保健師で英語力のある人は少ないので、高い倍率をスッと通り抜けて内定を獲得することができます!

未経験から産業保健師になるために必要な経験とスキル

①保健指導経験
②臨床経験(看護師3年以上)
③コミュニケーション能力・協調性
④データ分析能力
⑤情報収集能力
⑥マネジメント力・提案力

①保健指導経験

産業保健の求人の条件に「保健指導経験」と記載されていることがあります。

保健指導経験とは以下のようなことを指します。
・行政保健師の保健指導(特定保健指導や母子保健など)
・健診センターでの特定保健指導

産業保健以外でも経験していれば応募可能です。

②臨床経験(看護師3年以上)

産業保健師求人の中には「臨床経験3年」という条件が付いていることがあります。

臨床経験を求める理由は、労働災害による一次処置のため。もしくは、倍率が高いので応募者を最初から限定するためです。

臨床経験は3年、5年と長くなればなるほど有利になります。

③コミュニケーション能力・協調性

産業保健師は一人の場合が多いですが、実際は人事や産業医などチームで業務を行います。

保健師がひとり歩きしていると上手く物事が進みません。保健事業を行うには、会社の協力が必要不可欠であり、会社の理解がないと非常に難しいです。

コミュニケーションを上手く取りながら、会社へ提案する力も必要となります。

④データ分析能力

健診結果やストレスチェック結果をまとめ、保健事業を展開していきます。そのためにはPCを使ったデータ分析能力が必要です。

病院では電子カルテである程度まとめられたデータを見ることができますが、企業は紙カルテであったり、古いソフトを使用していることが多く、分析は自分自身で行う必要があります。

Excelにデータを入力し、分析していき、会社の健康課題を見つけていくために必要な能力です。

⑤情報収集能力

コロナ禍では最新情報を常に入手し、会社へ情報提供をすることが重要な役割でした。

産業医や産業保健師の繋がり、コミュニティへ所属するなど産業保健関連の繋がりがあると良いです。

⑥マネジメント力・提案力

看護師と大きく違うところで、産業保健師ならではのスキルです。

リーダー経験が活きる部分となります。

業務上の問題を改善する方法を管理職に提案します。保健師の意見だけでなく、会社の立場を理解することが重要です。

【未経験OK・産業保健師求人】探し方のポイント

未経験でも産業保健師になるためのコツがあります。高い倍率を勝ち抜くために、転職ノウハウは押さえておきましょう。

・大企業や保健師複数体制の求人を探す
・正社員など職種にこだわりすぎない
・大学教授など人脈を使って求人を集める
・転職サイトを利用する(看護師向け・企業向けどちらも利用)

大企業や保健師複数体制の求人を探す

教育体制が整っている企業はごく稀ですが、ラダー制を採用しているところもあります。

保健師複数名体制であれば、教育体制が少しは確率されているので安心です。

初めから一人職場、引継ぎなし、マニュアルなしだと大変なので、よく検討しましょう。

正社員など職種にこだわりすぎない

まずは経験者になることが重要。産業保健経験が1年以上あれば、正社員求人へ応募枠が広がります。

紹介予定派遣から正社員登用の企業もありますが、注意しておきたい部分は、いつまでたっても正社員になれないケースがあります。時期を見極めて派遣会社へ相談してください。

大学教授など人脈を使って求人を集める

産業保健関連で働く人と接点を持つこと。最近ではSNSで産業医が募集しているケースも見受けられます。

以下のような場で人脈を持っておくと良いです。

・大学の教授
・企業で働く保健師
・産業医をしている医師(クリニックに多い)
・セミナーでの繋がり
・SNSでの繋がり

紹介で入社する場合は、ビジネスマナーをきちんとしましょう。

転職サイトを利用する(看護師向け・企業向けどちらも利用)

転職サイトは登録必須です!

私が実際に利用して良かった産業保健師におすすめの転職サイトを紹介します。

未経験から産業保健師を目指す人向けオススメ転職サイト

看護師ワーカー

・定期的な電話で転職状況を確認してくれる
・求人がない時期でも近況報告があり安心
・親身に対応してくれる

関東・関西・東海地方の方におすすめ!

レバウェル看護

・求人数が圧倒的に多い
・非公開求人あり
・エージェントのフォローが手厚い

初めて転職をする人におすすめ!

MC-ナースネット

・大手企業の求人が多い
・新着求人は定期的にメール配信あり
・担当エージェントがつかないのでマイペースに転職活動できる

働きながらの転職や家事・育児中の忙しい方におすすめ!

doda

一般企業向けでフォローが手厚いdodaがおすすめです。

・未経験可の応募が多数
・求人の穴場だから倍率が低い
・一般企業向けの転職サイトの中で一番エージェントのフォローが手厚い

未経験可の求人がなかなか見つからない方におすすめ!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

share
  • URLをコピーしました!
目次