現役保健師が語る看護師の方が良かったと思う8つのこと

 看護師は離職率が高く、「今すぐにでも辞めたい」と思っている人は多いと思います。

 私も、看護師が嫌で退職し保健師になりましたが、保健師になって2年経った今でも「看護師をやってよかったな」と思うことがいくつかあります。
 今、退職や転職を考えている看護師の皆さんに、看護師の良いところを伝えたくてこの記事にまとめました。

 将来、自分らしく生きるためのヒントになるかと思います。ぜひ、参考にしてください。

目次

現役保健師が思う看護師の方が良かったと思うこと

辛い分、やりがいは多い

看護師業務は精神的にも身体的にもかなり辛いですが、その分やりがいは非常に大きいです。

看護師は大変で、辞めたい!と何度も思ったことがあるかと思います。それでも、やりがいがあるから辞められない気持ちもあり、やりがいがあるから頑張れるという人もいます。

やりがいを感じた瞬間

・急変した患者さんが助かったとき
・点滴が数十本繋がれた患者さんが点滴ゼロになって退院したとき
・もうダメかと思った患者さんが予想より何倍も生きて声明の強さを感じたとき
・その人にとって最高な良い最期が迎えられたとき
・退院時に「ありがとう」と涙を流してくれたとき

看護師でしか経験できないことはたくさんあります。私も3年間病棟看護師をしていましたが、一生忘れられない経験は保健師の何十倍も多いです。

なぜ、保健師はやりがいを感じることが少ないのか?
保健師は、「人を救った」という感覚を感じにくいからです。
社員にとってあたりまえのように仕事ができているのは、病気を予防できた証拠。そのあたりまえは気づきにくいからです。

やりがいを感じるには足りないかもしれませんが、病気を防ぎ一家の大黒柱をサポートしている保健師はスゴイ!社員だけでなく、家族も支えているということを忘れないようにしています。

自由に使える時間が多い

 夜勤の時は朝9時に夜勤が終わり、世間は朝9時から活動し始めます。とはいえ、1日分しっかり働いてきているので休みではないですが、帰宅して寝すぎてしまうとかえってだらけてしまいます。仮眠はとっても数時間。夜勤のリズムに慣れてくると時間を有効活用できます。

時間があるときの充実した過ごし方

・行きたかったカフェにいく
・ゆっくり時間をかけて料理をする
・友人と時間を合わせて遊んだり、お出かけする
・明け+2連休は国内の小旅行をする

土日休みでも旅行に行くことはできますが、予約がとりづらく人が多くて観光もゆっくりとできません。平日休みの病棟勤務が良かったなと思うときがあります。

シフト制は掃除がしやすい

2~3日に1日休みが入ります。これまでは休みの日に掃除をすればいいと思っていましたが5日勤となると1週間も放置してしまうはめになります。気づけば部屋中がほこりまみれ、排水溝は黒ずみ、カビだらけ、毎日こまめに掃除しなければならないなと痛感しました。

しかし、仕事+日々掃除となると、やる気を喪失してしまいます。仕事終わりの疲れた体で掃除は本当に綺麗好きじゃないと続きません。そういった点では、シフト勤務は定期的に心を清める時間となったのかなと思います。

同僚・同期みんなでワイワイできる!愚痴も楽しい!

看護師の学力は上から下まで様々です。保健師は真面目な人が多く、これまで熱心に勉強してきていて仕事に生きている人が多いです。仕事中は同僚と会話を楽しむ場面はありますが、プライベートはあまり表に出さないという人もいます。残業もないため、定時になるとスッと帰宅する人も。

また怒られちゃった!
嫌いな先輩が来たから病室に隠れちゃった!
やっべー、またやっちゃったよ!


このような会話が楽しかったです。看護師は、辛い分どうにか楽しもうと愚痴も楽しくなります。

次の日に業務をもちこさない

看護師はその日のうちに業務が終わります。そのため、残業が多いこともありますが、これがメリットでもあります。

休日は何も考えず、楽しく過ごすことができます。保健師のように「この期間までにこの仕事を終わらせておいて」といった仕事があると、次の日に仕事を持ち越すことになります。業務が計画通りに終わらなかった時は、「次出勤したらあれをしないと、これをしないと」と考えてしまいます。

仕事が終わらない時はスッキリせず、達成感を感じることができません。看護師のようにその日のうちに全てを終わらせないといけないのは大変ですが、メリットでもあります。

睡眠不足でも仕事ができる

看護師は夜寝れなかった!といった時でも立ちっぱなし、動きっぱなしなので眠気を感じる暇もないくらい忙しいです。スケジュール調整などで頭も使い集中力も必要なので、なんとか仕事ができます。

保健師はデスクワークが多く、眠気に襲われると何も仕事が進まず、ただ耐えるのみです。立ち直るのにかなり時間がかかります。目を覚ますために同僚と話したりトイレに立ち上がったりしますが、一人職場だと気づいたら目が閉じていき、これが相当辛いです。

平日休みは役所・銀行に行ける

市役所、銀行などは5日勤、土日休みだと有給休暇を使って行かないといけません。私は転職時に引っ越しており、転入届など手続きがありましたが入職したては有給休暇がもらえないので大変でした。そんな時に、平日休みは良かったなと思います。

最近は休日対応も増えてきましたが、みんな休日に集まるため行けたとしてもかなり時間がかかります。

【そのほかのメリット】
・ディズニーランド・ユニバは1時間以上並ばなくて良い
・美容室の予約が前日でも取れることがある
・人気のカフェは長時間並ばなくても行ける

福利厚生・手当は強い

病院は看護師不足のため、福利厚生がしっかりしているところが強みです。

保健師の実際

・寮がない
・住宅手当もない
・通勤手当の制限がある
・入社年から賞与が出ることは少ない

保健師で住宅手当が出るところはほとんどありません。給料は良くても、意外と家計を圧迫していることがあります。また、通勤手当も電車で通勤していても距離が2km以内は出ない、など制限がついている場合もあります。

福利厚生は十分注意して求人を探してください。

まとめ

看護師は辛い仕事ではありますが、メリットもたくさんあります。保健師を希望して仕事をしているのですが、看護師で良かった経験もあり、やりがいが少なくなってしまったことは少し寂しくもあります。

【看護師のほうが良かったと思うこと】
・辛い分、やりがいは大きい
・自由に使える時間が多い
・シフト制は家事がしやすい
・同僚や同期みんなでワイワイできる
・次の日に業務を持ち越さない
・睡眠不足でも仕事ができる
・平日休みは役所や銀行に行ける
・福利厚生や手当は強い

今、看護師と保健師で迷っている方の参考になればと思います。

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