都心部から地元の福岡へ戻ろうと転職活動をしていると、転職条件が厳しいと感じたことはありませんか?
九州は特にUターン、Jターン者が多く看護師飽和状態である福岡県に転職するのは非常に難しいと言われています。
ふとSNSで呟いた一言から、経験者の皆さんを始め、元転職エージェントからも多くのコメントをいただき反響がありました。
そこで、様々なエージェントが口を揃えて「福岡での看護師転職は厳しい」と発言している理由がわかりました。
それは、福岡は看護師飽和状態だからです。
需要が少なく、低い給料でも働く看護師が多いことに加え、人柄や地域性もあり退職する人が少ないことも背景にあると言えます。
しかし、看護師として働きたい!給料をキープした状態で転職したい!という人のために、福岡県で転職を成功させるコツをまとめました。ぜひ参考にしてください。
【看護師飽和状態】大きな病院は中途採用なし
地域に限らず、看護師は大学病院や総合病院など大きな病院や条件の良い病院はまず中途採用が難しいです。
いくら都心部の急性期でバリバリ働いていたと言っても雇ってもらえません。
その理由は以下のようなものが挙げられます。
・地方都市なのに看護大学が乱立している
・需要と供給のバランスが取れている特殊な地域
・関東に比べて倍以上の看護師がいる
・中途採用があっても4月採用で筆記試験もある
・看護師で35歳以上は武器がないとより厳しい
福岡県は新卒看護師の採用も面接だけでなく小論文、筆記試験などがあり、そもそも難しいので、それに伴い転職も難しいと言われています。
地方都市なのに看護大学が乱立しているから
福岡県はここ数年で看護大学が非常に増えました。それに加えて、九州各県で看護大学や看護学校が増えてきています。
しかしながら、九州各県では大学病院はひとつしかないところが多く、九州内の大卒が福岡の大学病院(九大病院や福大病院)へ集まる傾向にあります。
福岡県以外の九州各県から都心部へ人が集まりやすいのも特徴的です。
福岡は看護師の就職転職市場としては他のエリアと比べて厳しいですね。結果、給料も安いです。需給バランスが取れちゃってる(=人手不足感がない)特殊な地域かと。
(Xより引用)
需要と供給のバランスが取れている特殊な地域
福岡県は看護師飽和状態である特殊な地域です。地方都市である住みやすさもあり、全国各地から移住者も増えています。
需要と供給のバランスが取れていると、給料が安くなってしまうのがネックです。
福岡市内の総合病院でも年収300万円台はザラにあります。
これは都心部からのUターンやJターンの看護師転職者が頭を抱える一番の要因です。
福岡は、中途にとっては厳しい街とわたしも思います!おそらく35を超えると、何か資格や武器になる経験(ドクヘリ経験、ユニット経験など)がなければ尚のこと。入職できても実は数年間は毎年更新制とか…なんでなのか。
(Xより引用)
関東に比べて倍以上看護師がいる
実際看護師数を気にしたこともありませんでしたが、関東に比べて九州は看護師が倍以上いることがわかりました。


引用:看護師求人サイト人気ランキング
10万人あたりの看護師・准看護師数をみると九州と九州圏外でこれだけの差があることに驚きですよね。
福岡県は特に看護師が飽和状態ということがハッキリわかりました。
働く場所にこだわらなければ、関東で働くほうが条件が良く、あまり困難さを感じる事なく転職が可能です。
中途採用があっても4月採用でガッツリ試験がある
中途採用でも新卒と同様に面接、小論文、テストがあり高いレベルが求められます。
4月採用のみで年度途中での採用は基本的にしないため、タイミングが合わずあきらめる人も続出しています。
転職エージェントからも「年度末の転職以外はかなり厳しいです」と伝えられることは多々あります。
看護師で35歳以上は武器がないとより厳しい!
さらに、福岡県の看護師では転職に年齢制限があるという点でも、独特な地域です。
転職をする際や転職支援をしていても、年齢制限については考えたこともありませんでした。
フライトナース、ユニット経験、認定・専門看護師、特定看護師など武器がないと内定をもらうには厳しいです。
福岡は、中途にとっては厳しい街とわたしも思います!おそらく35を超えると、何か資格や武器になる経験(ドクヘリ経験、ユニット経験など)がなければ尚のこと。入職できても実は数年間は毎年更新制とか…なんでなのか。
(Xより引用)
福岡での転職活動経験談
福岡で看護師を経験した人のネット上での口コミを紹介します。
土日祝日休み、日勤のみ、年収600万以上は役職クラスだから、できれば今のところ続けた方がいいですよ、と福岡の求人担当者に言われました。 更に乳児がいて、経験部署が病棟1年、オペ室2年、あとは健診センターや保育園だと書類審査で落とされるとも…
(Xより引用)
転職回数が多く、経歴がたくさんあると病院希望でも条件の良い求人は書類選考で落とされることもあるようです。
反対に、給料や職場環境を選ばないのであれば、看護師の求人はどこにでも存在しています。
今の現状をキープしながら看護師を続けたり、もしくは給料アップやスキルアップを狙った看護師の転職は少し工夫しないと難しいです。
転職サイトを経由するより、個人で応募するのも良いでしょう。個人応募の注意事項は以下の記事を参考にしてください。

給料をキープして看護師をやりたいなら「訪問看護」
都心部から福岡へ転職する人へおすすめなのは、「訪問看護」です。
看護師のなかでも訪問看護は給料アップを狙いやすい職業です。
訪問看護師の求人を見比べる際は、手当がより充実している施設を選びましょう。
訪問手当やオンコール手当など、訪問看護師にしかない手当も多数存在するため、インセンティブ報酬が受けられます。
時間帯によってはオンコール手当が1回1万円と独自の手当を設けているところもあるので調べてみてください。

福岡県は産業保健師転職も激ムズ!?
産業医科大学があるので、産業保健師求人は表に出ることがほとんどありません。
すべて口コミや伝手で採用が決まるため、転職サイトを利用しても本当に難しいのが現状。
私も産業保健師転職を福岡で経験しましたが、好条件の求人が非常に少なく、悩まされました。
経験があったので内定を貰うことができましたが、未経験は本当に本当に難しいです。
関東や関西で経験を積んで、福岡に戻ってくることをおすすめします。
【まとめ】福岡で看護師転職は厳しい!
福岡県は看護師飽和状態で転職するには厳しい地域です。その理由は以下の通りです。
- 地方都市なのに看護大学が乱立しているから。
- 需要と供給のバランスが取れていて給料が安い。
- 関東に比べて看護師数が2倍。
- 中途採用でも面接、小論文、筆記試験がある。
- 35歳以上はフライトナース、ユニット経験、認定・専門看護師、特定看護師など武器が必要。
厳しいとはいえ、生活を支えるための大切な転職です。今の給料をキープし、長く働き続けられる職場探しをしましょう。
病院だけでなく、企業転職もおすすめです。ぜひこちらもキャリアの参考にしてください。


