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短期間で稼げる!?応援ナースのリアル事情を徹底解説!

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看護師はフルタイムや単発・派遣など様々な働き方がありますが、そのなかでも短期間でたくさん稼げる応援ナースがあります。

様々な職場で応援のために駆けつける看護師であるため、臨床で数年経験を積んだ後のベテラン看護師がよく利用をしています。

・たくさん稼ぎたい!
・応援ナースって聞いたことあるけど、どんなことするの?
・応援ナースが実際どんなものなのか知りたい

このように応援ナースに興味がある方へ向けた記事となっています。

一度正社員の看護師を辞めて、「別の環境を経験してみたい!」「リゾート地でのんびり働きたい!」という人は応援ナースが向いている可能性が高いです。

今後の働き方を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

応援ナースのリアルな給料事情

「応援ナース」とは、主に緊急度を要する病院に、看護師が全国各地から集結し、6カ月間単位で看護力の安定をサポートするものです。

応援ナースの働く期間

他の地域や職場を応援するために駆けつける看護師であるため、一人前の知識や技術が必要となります。

応援ナースの職場環境は、看護師が不足しがちな現場へサポートに行くことです。

そのため忙しいイメージが多いですが、地域によって異なります。

都心部:非常に忙しく、急性期病院が多い
離島など地方:単なる人手不足なためゆったりをしていることが多い

この制度は「ナースパワー人材センター」が独自で発案したものです。最近では、あらゆる職業紹介会社に存在していますが、やはりナースパワー人材センターを利用する看護師が多いです。

応援ナースの給料

応援ナースは、通常の看護師よりも高い給与が設定されていることが多いです。

月収は地域や勤務先によって異なります。一般的な給料は以下のとおりです。

都市部約45〜50万円
北海道約45〜50万円
沖縄、離島約30〜40万円

例えば、東京都23区内の急性期病院では、夜勤10回を含む月総支給額が45万円以上とされています。

ただし、応援ナースの雇用期間は原則として6ヶ月間の期間限定であり、「ボーナスがない」「退職金がない」ことを考慮すると、年収400〜500万円であることが多く、それほど稼げるものではありません。

また、給料以外にも注意しておきたい部分があります。地域によっては生活するだけでお金がかかることがあるからです。

なお、応援ナースは病院との直接雇用となるため、社会保険(厚生年金や健康保険)に加入できます。また、病院の基本的な福利厚生も利用可能です。

都市部

都心部は物価が高くランチだけでも2,000円〜3,000円かかります。その他様々なお店、遊べる場所があり、使い道も多いため出費しやすい傾向にあります。

しかし家賃が1〜2万円と抑えられるので、生活に苦しむことはありません。応援ナース求人のある地域でも、一番短期間で稼げると言えます。

北海道

北海道の応援ナースは離島や僻地であることが多いです。それにも関わらず月給は高いです。しかし、思わぬ出費の落とし穴があります。

それは冬の時期は暖房必須で電気代が非常に高いです。氷点下になる1〜3月は、水道管が凍結するため一日中暖房をつけていないといけません。

暖房だけでなくストーブを使用する場合も多く、灯油代もかかってしまいます。

離島ナース経験者によると、電気代は月2〜3万円と高額になり、さらに北海道用のダウンジャケットやスノーブーツなど冬仕様の防寒具にもお金がかかります。

これぞ思わぬ出費ですね。経験してみてわかるものもありますね。

沖縄・離島

沖縄や鹿児島などの離島は、そもそもの人気が高く需要もあるため給料が他よりも低いです。

しかし寮は1万円程度と安かったり、生活費にお金がかからないところがあるので、お金が足りずに困るということも少ないようです。

離島は船でモノを運んでいるため、物価も高いです。ユニクロなどのお店はなく、ネットで購入する場合は追加料金が1,000円程度発生するためなかなか購入が厳しいようです。

離島ナース経験者は慣れているので、Amazonプライムに入会して配送料を抑えています。

このように給料だけで見ていると失敗するリスクがあるので、事前に生活費や年収を確認した上で離島ナースになりましょう。

応援ナースで働く5つのメリット

応援ナースを利用する方の一番の理由は、通常よりも収入が大きいことが挙げられます。

  • 短期間で、高収入が得られる!(月40万~50万程度)
  • 数か月~半年単位(派遣会社によります)
  • 家電付きアパート完備
  • 引っ越し費用補助あり
  • 採用時、訪問面接必要なし

都心部は激務であることが多いですが、「期間が決まっているなら頑張れる!」という声も多いです。

終わりが見えていれば、しんどくても「あと〇〇日!」とカウントダウンすることによってモチベーションも上がるので、安心できます。

住居環境は準備してくれます。自分で部屋を借りなくても大丈夫。
引っ越しの補助もある。
・一人暮らし、実家暮らし関係なくサポートが受けられる。

遠方であることが多いため、採用時にわざわざ訪問して面接をする必要がないのもとても大きなメリットですね。

応援ナース経験者の感想

応援ナースは忙しくブラックな職場が多いイメージですが、離島や地方は比較的落ち着いている職場が多いです。

特に沖縄などの離島はリフレッシュもでき、急性期病院で疲れ切った看護師には大人気です!

半年の予定で離島の応援ナースに行きました!

混合内科でしたが、離島は病院の規模が小さいので難しい疾患がなく、勤務でも余裕がありました。みんな優しく、楽しく過ごせて気に入ったので延長しちゃいました!

離島ナース同士で出会い、結婚されたご夫婦もいて、新しい働き方も素敵だなと思いました。私はまた次の職場に行き、離島巡りしたいと思います。(20代女性)

半年間沖縄で応援ナースしてました!

ICU、ER、透析室の経験があり、希望部署はERでお願いしていました。 実際の配属はHCUでした…

私がいたHCUは患者さんの出入りが多く、患者層は軽症〜そこそこ重症まで、さらに慢性的な人手不足と仕事はかなり忙しかったです…。やはり応援に行くので希望が叶わないこともあるかと思います。

それでもプライベートで同僚と遊びに行ったり、飲み会も多かったりととても楽しかったです。
(引用:カンゴトーク

私も北海道から沖縄の離島応援ナースをしました。

応援ナースではいろんな地域出身の看護師がいて言葉の違いや環境の違いなどありましたが、とても楽しかったです!応援ナースもたくさんいたのでみんなでワイワイしてました。

なにより沖縄の海はとてもキレイで仕事で嫌なことあっても沖縄の海があればリフレッシュできます!とてもいい経験でした。
(引用:カンゴトーク

応援ナースは仕事だけでなく、プライベートも充実させることができます。

応援ナース仲間で繋がることも多く、普段の生活では経験できないアクティビティなどを楽しんでいる人が多いです。

詳細は、以下の記事を参考にしてください。

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どんな人が応援ナースになれるの?

応援ナースとして働く条件は主に2つです。

・緊急度の高い現場へ行くため、原則3年以上の臨床経験が必要
多忙な病院での業務ができる方

人手不足な環境に応援に行くので、現場は基本的に繁雑です。常に忙しい状況に対応できる方でないと勤まりません。

また、採用当初に決められた期間(6ヶ月程度)しっかりと働ける方でないとダメです。

「忙しいから」「しんどかったから」「職場の人間と合わないから」「病棟のやり方が気に食わないから」という理由では途中で辞めることはできません。

このように、応援ナースといっても簡単になれるものではありません。

見知らぬ環境に行くので、協調性のある方やすぐに新しい現場に適応できる人が相応しいです。

応援ナースになるまでの流れとおすすめ求人サイト

応援ナースになるには、以下のような流れを踏みます。

STEP
求人サイトに登録をする

応援ナースは主にナースパワー人材センター MC─ナースネットの2つの求人サイトがあります。
まずはこちらの2社に登録をして、大まかな求人を見てみましょう。

STEP
気になる求人に応募する

担当エージェントに気になる求人を伝えましょう。
履歴書と職務経歴書は必須なので作成を済ませておきます。

STEP
病院の採用担当者と電話面接

応援ナースは基本的に電話面接です。
雑談程度の比較的緩いこと多いので、安心してください。

STEP
内定後、入職手続きや引越しの準備

引越しが必要な場合は、引越し手続きも同時に行います。
車の輸送費などは派遣会社が出してくれることがあるので確認しましょう。

STEP
初出勤

全ての手続きを済ませたら、いよいよ勤務開始です。
・住民票の手続き
・住所変更
必要な手続きは事前に済ませておきましょう。

電話面接は比較的受かりやすいですが、スキルが足りないと判断された場合は落ちる可能性もあります。

応援ナースは途中で辞められます。ただし、ペナルティに注意。

応援ナースは途中で辞めることは可能です。しかし、ペナルティが課せられることがあります。

退職の場合は以下の2つの方法です。
・契約期間満了後、更新せずに辞める
・契約期間中に退職する

契約期間が終わり、職場から「期間を延長してほしい」と言われることもありますが、希望しなければそのまま退職できます。

一方、契約期間の途中で退職する場合、施設によっては、赴任費用の返却を求められるなどのペナルティが課せられることがあります。事前に確認をしておきましょう。

応援ナースならではの休日の過ごし方

応援ナースは、あらゆる地方に行けるチャンスです!特に北海道や沖縄・鹿児島の離島が多く、生活スタイルがガラッと変わり、その土地の文化を体験できるのも面白いです。

もちろん休みは病棟勤務と同じくらいありますので、応援ナース期間中にたくさん観光できるのが良いところです。

北海道から沖縄まで全国各地に行くことができます。旅行が好きな方、好奇心旺盛な方はオススメ!

沖縄に行って、ダイビングのライセンス取っちゃった!

私は、北海道でおいしい海の幸をたくさん食べてきたよ!

私は、長野でお休みの日にスノーボードをしたよ!

【まとめ】応援ナースのリアルな働き方

応援ナースは、働きながらプライベートも充実させることができます。

これまでの働き方の概念を変えて、自分が生き生きと過ごせるよう挑戦してみてはいかがでしょうか。

【応援ナースのメリット】
・短期間で、高収入が得られる!(月40万~50万程度)
・数か月~半年単位(派遣会社によります)
・家電付きアパート完備
・引っ越し費用補助あり
・採用時、訪問面接必要なし

\ 応援ナースをやりたい方へ /

実際に奄美や沖縄の応援ナースをしているフィンさんがリアルな生活をブログ記事にされています。ぜひこちらも参考にしてください。【離島応援ナースが語る】離島でのリアルな生活5選~仕事編~

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