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【SPI対策】産業保健師の試験で実際にあったクレペリン検査とTAL

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企業へ転職する時によく実施されるのがSPI検査。企業の採用試験によく利用されるため、多くの就活生は経験してきています。保健師も大手企業の求人が多く、SPI検査をするところも多いでのが現状です。

しかし病院の看護師採用試験で実施しているところはほとんどないです。どんなもの?勉強しないといけないの?と不安になる方は非常に多いです。

実際に、産業保健師で実施されるものは、大きな勉強が必要と思われる内容は少ないようです。今回は、実際にあった検査内容とその対策について解説。

目次

SPI(Synthetic Personality Inventory=総合適性検査)

就職試験の適正検査は企業理念や社風にマッチした人材を採用するために実施します。基礎能力や性格的な特性、志望動機や価値観を総合的に判断します。

産業保健師の適性検査(SPI)

保健師採用試験でよく実施されるSPIとは「能力適性検査」「性格適性検査」の2つの分野を合わせた検査です。

能力適正検査は、言語(国語)非言語(数学)の2種類に分けられます。

今回は実際に産業保健師の採用試験で行われているものを紹介します。

産業保健師の能力適正検査

目的は、2種類の問題から仕事のベースとなる知的能力を測るために行われます。
主にエントリー者が多数の場合足切りをするために行います。

言語分野言葉の意味や文章の要点を捉える力を見る
非言語分野数的な処理能力や論理的思考能力を見る

能力面は看護師の就職試験ではほとんど実施されませんが、関東地方では非言語分野も実施されることがあります。ほとんどの人は保健師を目指す時に勉強を始める人が多いです。

非言語分野の試験対策は行政保健師と同様の対策で十分です。
参考⇒【行政保健師】試験対策の流れとおすすめ参考書紹介

実際に試験を受けた人でさえも回答や正答率を知ることはできないので、提示することができません。

産業保健師で主に使われる検査はクレペリン検査

クレペリン検査とは、足し算をひたすらこなしていく検査です。

集中力との勝負です。

この検査で企業が見るもの
◇発動性:物事への取り掛かりの良しあしをみる
◇可変性:物事を進めるにあたっての気分や行動の変化
◇亢進性:物事を進めていく上での勢いや強さ

一般企業では練習をするようですが、保健師で練習する人はほとんどいないでしょう。

初めは問題を見て「なんだこれ!?」とびっくりしてしまいますので、不安な人は2~3回やってみることをおすすめします。

内田クレペリン検査完全理解マニュアルでは、検査用紙を使った実例をもとに検査の判定のポイント対応の仕方を解説しています。

産業保健師の性格適性検査

病院でも実施するところが多いので、経験したことのある方もいます。

約200問の質問に単純に答えていくだけのものです。

正直に答えることがベストです。

最近流行っている【TAL】

TALテストとは、ストレス耐性や性格の傾向をみるために実施されます。

近年、ストレスによるメンタルヘルスが問題になってきています。性格の傾向も自分の会社に合っているかどうかを判断するひとつの材料として利用されます。

問題の中に図形配置問題があります。その対策方法について解説します。

【図形配置問題】対策方法

引用元:https://careerpark-agent.jp/column/29686

「入社後、活躍している私」をテーマに図形で表現してください。

上記の問題が実際に出ています。

対策は、不可能です。

正解がないので、対策しようと思っても難しいです。そこで、気を付けたいポイントを解説します。

図形配置問題で気をつけるポイント
  • ニコちゃんマークは必須。
    使わない人はサイコパス傾向にある?と言われています。
  • 図形は15個できるだけ全部使う。
  • 人の形を作るのが普通。

本当に良いのかは不明ですが、一般的な回答と言われているものです。

深く考えすぎず、直感で作成しましょう。

産業保健師のSPI対策まとめ

初めてのSPI試験は緊張すると思いますが、難しい問題は少ないので落ち着いて取り組めるように検査の大まかな内容を把握しましょう。

・SPI試験とは、「能力適性検査」と「性格適性検査」の2つ。
・産業保健師試験で実際に行われたのはクレペリン検査とTAL。
・クレペリン検査はひたすら足し算。
・性格適性検査【TAL】は直感で答える。

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