新人ナースの皆さん、こんにちは。お仕事には慣れてきましたか?新人は悩みが尽きないですよね。
・初めの受け持ちは軽いけど、軽すぎて時間を持て余して何をしたらいいかわからない
・先輩たちは忙しそうにしてるけど、何もできないし・・・
・ぼーっと立ってても怒られる
・何かしたいけどできない
こんな思いしたことありませんか?初めの頃(4月~9月頃)は、できることも少なく、何もかもがわからないため不安になりますよね。
そんな時に時間を有効活用できることをいくつかご紹介します。ぜひ参考にされてみてくださいね。

使った物品の片づけをする【整理整頓をする】

「できる人の特徴」でもお話しましたが、整理整頓は基本です。患者さんのもとへ行ったあと、カートには必ずゴミや使わなくなったものがあります。まずは片づけをしましょう。
これをすることで、片付ける癖をつけることができます。自分の周りが終わったら、先輩のカートなどを見てみて下さい。忙しくて片づけまで手が回っていない人がいるはずです。
看護の面ではなかなか手助けをするのは難しいですが、片づけならば忙しい人の手助けをすることができ、また先輩とのコミュニケーションも増えるので、人間関係も良好に築くことができます。
内服薬・注射薬を調べる

患者さんの内服薬や注射薬、たくさん種類もあるのでなかなか覚えられないですよね。
もし、時間が空いていたら、薬の辞書などで調べてみるのも良いです。
次、患者さんの元へいく時の確認にもなりますし、こまめに確認することで覚えも早くなります。
ミッテル室は薬を扱うので人目のつかない、隠れ家になっていることが多いです。先輩の目も届きにくいので少し休憩がてらに調べものをするのはオススメです。
カルテで情報収集をする

患者さんの疾患だけでなく、入院の流れや治療経過を細かく見ておきましょう。初
めの頃は、患者さんの顔と名前が一致しないままケアに入ることもあるので、目の前のことで精一杯になりますよね。
時間のあるときに、細かい部分まで情報を得ておくと全体像をつかむことができますので、ぜひやってみてくださいね。
マニュアルを読む

看護技術のマニュアルはどこの病院も非常に多いです。最初に配られて説明等ありますが、全てを覚えるのは難しいです。ほとんどは先輩に聞いてやってみて覚えます。
ですが、後でマニュアルを見返してみると、「ここに書いてあった」ということがよくあります。
先輩に聞くのも大事ですが、経験したことをマニュアルで確認するとはやく覚えることができます。基本中の基本になりますので、しっかり読むようにしましょう。
物品の位置を覚える

病棟では物品が非常に多く、覚えるのが大変ですよね。とくに緊急時の場合、「〇〇とってきて」と言われることが多いです。
それがどこにあるかわからないと探している時間が非常にもったいないです。
そして、物品の位置を覚えていないと、忙しいときに時間がかかってしまいます。
時間のあるときに引き出しを開けたりして、針、注射器、点滴ルート、包帯、アルコール綿花、血圧計、体温計、注入物品などの位置をしっかり覚えておきましょう。
まとめ
新人の頃は時間の使い方や何もできないことで不安を感じる人が多いです。
特に、忙しいなかでただ立っているだけでは先輩に怒られてしまいます。
今なにをすべきか、何ができるかを考えて行動してみましょう。
その行動が今後の人間関係を築く大事な要素にもなります。誠実な態度を見せられるよう、頑張っていきましょうね。


