新人ナースの皆さん、お仕事には慣れてきましたか?
覚えることも多いけど、スキルが追い付かずできることが少ない時期は悩みが尽きないですよね。
・初めの受け持ちは軽いけど、軽すぎて時間を持て余して何をしたらいいかわからない
・先輩たちは忙しそうにしてるけど、何もできないし・・・
・ぼーっと立ってても怒られる
・何かしたいけどできない
隙間時間を有効活用できる業務を紹介します。
空いた時間をうまく使うことで他の同期よりもいち早く成長し先輩に近づけます。
ちょっと行動をするだけで先輩からも褒められ、人間関係も上手くいくのでぜひ最後まで読んで参考になる部分は明日から実践してみてください。
使った物品の片づけをする【整理整頓をする】
仕事ができる人の特徴でも説明しましたが、整理整頓は基本です。
ケア後のカートには必ずゴミや使わなくなったものがあります。まずは片づけをしましょう。
意識して行うことで新人の頃から片付ける癖をつけることができます。自分の周りが終わったら、先輩のカートなどを見てみて下さい。忙しくて片付けまで手が回っていない人がいるはずです。
看護の面ではなかなか手助けをするのは難しいですが、片づけならば忙しい人の手助けをすることができ、また先輩とのコミュニケーションも増えるので、人間関係も良好に築くことができます。
内服薬・注射薬を調べる
患者さんの内服薬や注射薬、たくさん種類もあるのでなかなか覚えられないですよね。
もし時間が空いていたら、薬の辞書などで調べてみるのも良いです。
次に患者さんの元へいく時の確認にもなり、こまめに確認することで覚えも早くなります。
ミッテル室は薬を扱うので人目のつかない、隠れ家になっていることが多いです。先輩の目も届きにくいので少し休憩がてらに調べものをするのはオススメです。
カルテで情報収集をする
患者さんの疾患だけでなく、入院の流れや治療経過を細かく見ておきましょう。
- 入院してからの経過
- 長期で入院を繰り返している人は過去のカルテ
- 何かトラブルがあったときの患者の発言と看護師の対応(クレーマーの対応)
初めの頃は、患者さんの顔と名前が一致しないままケアに入ることもあるので、目の前のことで精一杯になりますよね。
時間のあるときに、細かい部分まで情報を得ておくと全体像をつかむことができますので、ぜひやってみてくださいね。
マニュアルを読み直す
看護技術のマニュアルはどこの病院も非常に多いです。最初に配られて研修で説明はされますが、全てを覚えるのは難しいです。業務のほとんどは先輩を見て、わからないことは聞いて、実際にやってみて覚えます。
しかし後でマニュアルを見返してみると「ここに書いてあった」ということがよくあります。
先輩に聞くのも大事ですが、経験したことをマニュアルで確認するとはやく覚えることができます。基本中の基本になりますので、しっかり読むようにしましょう。
物品の位置を覚える
病棟では物品が非常に多く、覚えるのが大変ですよね。とくに緊急時の場合、「〇〇とってきて」と言われることが多いです。
それがどこにあるかわからないと探している時間が非常にもったいないです。
そして、物品の位置を覚えていないと、忙しいときに時間がかかってしまいます。
- 注射針
- 点滴ルート・接続部
- 包帯
- アルコール綿
- 血圧計
- 体温計
- 注入物品 など
まとめ
新人の頃は時間の使い方や何もできないことで不安を感じる人が多いです。
特に、忙しいなかでただ立っているだけでは先輩に怒られてしまいます。
今なにをすべきか、何ができるかを考えて行動してみましょう。
- 使った物品の片づけをする
- 分からない内服薬・注射薬を調べる
- カルテで細かい情報収集をする
- マニュアルを読み直す
- 物品の位置を覚える
ひとつの小さな行動が今後の人間関係を築く大事な要素にもなるので、ぜひ明日から実践してみてください。