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新人ナースが先輩に絶対怒られる時間の使い方と時間管理のコツを伝授!

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今回は、忙しくて全然終わらない!!患者さんに呼ばれて仕事が進まない!残業が多すぎる!!と感じたことはありませんか?

よくある話ですが、看護師にとって時間管理は命です。

新人ナースは、まず1年目に時間管理をしっかりとできるように癖をつけておきましょう。と、言われても「どうしたらいいの?」と悩みますよね。これまで実際に経験して身につけてきた時間管理のコツをまとめました。

時間管理ができると急な業務にも対応でき、先輩からも信用される看護師になれます。

また、信用されることで人間関係も良くなります!ぜひ参考にしてみてください。

ナーシスト
【新人ナース必見】学校では教えてくれない先輩と上手くいくコツ伝授! 新人看護師が先輩と上手く関係を築く方法について紹介。初めての社会人、先輩との付き合い方を伝授。人間関係はストレスの原因にもなるので工夫が必要です。
目次

先輩から信頼される看護師は「時間管理」ができる!その方法とは

【時間管理でデキる看護師になる】

仕事ができれば、先輩やその他スタッフからも信頼されるようになります。

私は1年目の時からプリセプターに時間管理をしっかりと教わっていました。

ポイントは、分単位でスケジュールを組むこと。

これを徹底的にやることで、時間通り終われているかを毎回ケア後にチェックでき、定時前には仕事を全部終わらせることができていました。(たまにどうしても終わらないことはありましたが)

他の人の仕事も頼んじゃってごめんね。ちゃんとやってくれそうだから、いつも頼んじゃうんだよね。

時間管理ができるようになると、このように言われることが増えました。

仕事が増えるのは嫌だったけど、信頼して仕事を任せてもらえるようになったことがかなり嬉しかったです。そして、人間関係も良くなります!

あ!この人4年目の先輩に越されそうってびびられてる人だ!できる人なんでしょ?

1年目の終わりには、処置の介助をしていた際にも、医師や他スタッフにこう言われたこともあり、かなり自信がつきました。

まだまだ慣れていない新人看護師の皆さんや経験の浅い看護師さんには、ぜひこの記事を読んでデキる人になってほしいと思っています。

病棟看護師の時間管理は「朝」が勝負!

看護師の一日は朝9時~11時の2時間が勝負です。

なぜなら、朝の時間は予定通りに進みやすいからです。緊急入院や検査、急変時の対応など突然発生する業務が少ない時間帯です。

朝の時間帯にできることは全て実施する意識で動き、残った時間は突発的な対応に時間が使えるようコントロールすることが重要です。

突然発生する業務
  • 点滴、内服など薬の変更
  • 緊急入院
  • 患者の急変
    (手術後、検査後、点滴投与後など)
  • エンゼルケア
  • 手術・検査後のバイタルサイン測定
    (時間指定業務が多く、動きにくくなる)

新人看護師がコレやったら絶対に怒られる時間管理のNG行動5選

新人ナースを乗り切るコツ、時間管理でデキる人になる

新人看護師がよくやりがちな時間管理のNG行動を5つ紹介します。

以下の項目に当てはまっている人は、NG行動を思い切ってやめてみることから始めましょう。

・巡回時にバイタルサインをすぐに記録しない
・記録を後回しにして溜めておく
・入浴、清拭など時間指定のないケアをあと周りにする
・申し送り後、巡回準備ができていない
・オペ迎えや検査帰室後の準備を後回しにする

止めるべき理由を一つずつ解説していきます。ぜひ参考にしてください。

巡回時にバイタルサインをすぐに記録しない

朝の巡回時にバイタルサインをすぐに入力しない人は、仕事の処理ペースが遅くなり、後々溜まっていってしまいます。

つい目の前のことに必死になっていると記録は溜まるばかりです。これが残業の原因となります。

朝にバイタルサインを記入する。

バイタルサインは朝の巡回で全て入れましょう。数字を入力するだけなら、1人あたりたったの2〜3分です。

メンバー看護師は、毎朝、全員の検温に回り、担当の患者全員の状態を把握し、それからケアに入ります。

先に記録を入れておくことでリーダー、主治医も患者の状況を把握しやすく業務がスムーズになります。

自分の仕事が進むだけでなく、医師や他スタッフにも情報共有できるのではやめに記録を入れましょう。

記録を後回しにして溜めておく

基本的に記録は1分たりとも無駄にせず、こまめに書いておくことがポイントです。

仕事ができる看護師がやっている2つのパターンがあるので、参考にしてみてください。

①次の患者さんのところへ行く前に、ちょちょいと歩きながら記録。
ただふらふら歩いていると非常にもったいない!
※患者さんが周りにいると転倒リスクになるので注意!

②パソコンが空いたらすぐに記録。
病棟内のパソコンが足りず、医師やリハビリスタッフに使われていて記録ができない!ということもあるので、できる時にやる!これが鉄則です。

PNS(パートナーシップナーシングシステム)の2組で巡回している場合、一人が患者さんのケアをして後ろで記録をすると効率が良くなります。

患者さんと話しながら記録するのはどうなのか?と思う人もいますが、一人がきちんと患者と接してケアをしていれば、記録をしながらのケアは失礼な態度ではありません。

それが当たり前になれば、失礼だと感じる人もいないので、職場で方針を決めるのもおすすめです。

入浴・清拭など時間指定のないケアを後回しにする

新人ナースを乗り切るコツ、時間管理でデキる人になる

看護ケアの中でも、時間のかかる患者の入浴や清拭は朝のうちに済ませておくことが重要です。

患者さんの希望も一度聞きますが、「いつでもいいよ」という優しい人は「今からでもいいですか?」と、すぐに実施するようにしましょう。

患者さんの意向を聞きながら、時間を交渉してうまくやっていくことも大事です。

忙しくて朝のこの時間しかできない!という時の交渉方法

「午後から忙しくなり、なかなか時間がとれないので午前中でもいいですか?」
「しっかりと処置を行いたいので時間がとれる午前中にしたいのですが、いかがですか?」

患者さんの希望も大事ですが、しっかりとケアできる余裕のある時間に行うことで質の高い看護が提供できます。

緊急入院がいつ来るのか、いつ誰が急変するのか、わかりません。常に備えておくことが大事です!

申し送り後、巡回前の準備ができていない

朝の巡回前に必要物品を揃えておきましょう。仕事ができる人かどうかは、ここのスタートダッシュで決まります!

血圧計、聴診器、朝の内服(飲み忘れ分)、点滴管理表など一度にまとめてできるように準備をすること。

物品を忘れてしまうと、詰所と病室を行き来することになります。体力温存や時間確保のためにも大切です。

※もし、忘れてしまったら・・・
次訪室するときに持っていきましょう。病室とナースステーションの往復が時間のロスになります。病室に入ってしまえば、患者さんとの長話にも繋がりかねないので、できるだけ一度に行いましょう。

どうしても今やらないと忘れそうなときは10秒だけ時間を使わせてもらおう!と自分に言い聞かせながら行ってました。

それだけ時間には厳しく動くことがデキる看護師のコツです。

オペ迎えの準備を後回しにする

オペ迎えの準備はすぐにしましょう。半日かかるオペでも、出棟後手が空いているときにすぐに環境整備をして、いつでもお迎えに行けるようにしていました。

そうすると、いつ呼ばれても準備ができているので、焦ることなく対応ができます。

なるべく朝一で時間があれば巡回後に行いましょう。

オペは時間通りに終わらないことがほとんどです。時間がずれることを想定して、行動するようにしましょう。

【まとめ】新人看護師が怒られる時間管理の方法とNG行動

時間管理は看護師の業務を遂行する上で一番大事なポイントです。

新人は軽症者かつ受け持ちが少ないケースが多いですが、時間管理の練習と思って頭の中で計画を立てる癖をつけましょう。

急変時の対応やトラブルの発生など何かあった時に、焦らず、冷静に判断できるようになります。

ナーシスト
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