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後悔しない!病棟看護師を辞めたい時に考えるべき5つのこと

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看護学校を卒業した後の就職先で一番多いのは病棟看護師です。しかしながら病棟看護師は激務であり、誰でも一度は退職を考えます。

・本当に辞めていいのか?
・転職して後悔しないか?

誰でもこのような悩みに直面しますが、転職で迷いが生じた時、退職を決断しても後悔しないポイントがあります。

職場のマイナスポイントが多いほど、退職したほうがいい職場なのでこの記事を読みながら自己チェックしてみてください。

目次

まずは退職したい理由を分析する

看護師を退職する時は、キャリアアップなどのポジティブなものよりもマイナスなイメージであることが多いです。

私が看護師の退職を考えたきっかけはこれでした。

・トイレに行けない、水が飲めない
・業務が終わってもメンバーの仕事が終わるまで待つ
・見てもいないのにインシデントレポート作成
・知らない人の退院サマリー入力
・臨時薬を取りに行き、薬局で30分待たされる
・リーダーでも先輩メンバーに仕事が振れない

ただ、このまま辞めるのは正しいのか?判断を迷っていた時があります。

今回は、病棟看護師を退職を決断したポイントについてまとめました。

後悔しない!看護師退職時に考えるべきポイント

病棟看護師の退職を考える時に後悔しないためには、「本当にこの職場を辞めて良いか」よく考えて、判断することです。

看護師の職場は基本的に厳しいものです。一つの職場しか経験したことのない人は、今自分がいる環境が良いのかさえも判断できません。

案外、今の職場は恵まれているのかもしれないので、まずは今置かれている環境を振り返ってみましょう。

1.業務量は適切か
2.患者としっかり向き合う余裕はあるか
3.協調性のある職場か
4.夜勤は体に合っているか
5.上司の考えは古くないか

​看護師の業務量は適切か

一般的にどの病院も看護師は業務量が多すぎます。特に、大学病院や総合病院は多重課題を抱えて業務を遂行しなければなりません。

点滴、トイレ介助、オペ迎え、検査出し、ナースコール!?

1日のスケジュールを頭で考えているにも関わらず、さらに患者さんや検査室などから呼び出されることが多いです。

自由にトイレにも行けず、水分も摂れない環境で、膀胱炎になる方もたくさんいます。

「自分の生理的欲求が満たせる場所か?」

これは今後も仕事を続けていく上で、大切なポイントです。自己犠牲心の強い人は、自分が病気になってまでも患者さんのために頑張ってしまうもの。

まずはきちんと自分の生活が満たされているかを考えましょう。

​患者としっかり向き合う余裕はあるか

介護をする女性

一般的に患者さん7人に対して看護師1人となっています。余裕を持って患者さんひとりひとりに関わることができているでしょうか。

これも大学病院や総合病院では当然厳しいです。

一方で、地方の回復期病棟などは患者さんの自立度も高く、余裕があるので充実した看護を提供することができます。

「患者さんひとりひとりに充分な看護ができているか?」
「それに自分自身が満足できているか」

この2点を考えてみて、全く理想と異なっていて辛い思いをしているのであれば転職をお勧めします。

協調性のある職場か

看護師は、協調性が最も重要です。

たとえ受け持ち患者でなくても目の前で患者が急変したら看護をしなければなりません。なにかあった時、同僚は手助けしてくれてますか?

言い方は悪いですが、サボろうと思えばサボれる仕事です。

よくベテラン看護師が後輩ナースへ指示する場面を見ますが、適切ではありません。周りから見て手を抜くため、楽するためであると感じ取れるのであれば、真面目に頑張っている人たちに悪い影響を与えます。

できる人が損をする。
強い人が勝ち。

このような環境は非常に良くないです。
協調性がある人は、緊急時は自分のことを後回しにして緊急対応をします。

気が強い人は、​​「私はやることあるからムリ!​​これやってくれる?」と他の人に仕事を押しつけます。看護師の世界はそのような社会が多いです。

長く働いている看護師は自分の思い通りに、わがままに行動できるのでやめないのです。向上心が持てない環境であれば、転職でキャリアアップを考えた方が良いでしょう。

夜勤は体に合っているか

夜勤があるので不規則な生活になります。自律神経が乱れるため、身体に健康障害が起こりやすくなります。2交代制であれば、基本的に仮眠時間は2時間前後です。

寝つけが悪い方は、目をつぶってるだけで休憩時間が終わるなんてことも。しっかりと休憩が取れていなければ、休みの日は一日中寝て終わるようなこともしばしば出てきます。歳を重ねるごとに、調整が難しくなってきます。

夜勤としっかり向き合えているか、体質的に合っているか

そもそもの体質が合っていなければ今後も辛い状況が続くので、働き方を考えると楽になります。

上司の考えは古くないか

病院の看護部長や看護師長は何十年も同じ病院で働き続けてきた人が多いです。

そのため、その病院のやり方から逸脱できない、新しいシステムを知らない病院も多く時代についていけていないことが多いです。

例えば、今はもう排除されがちな申し送り、まだやっている病院があります。

朝の申し送りがあると、朝の1時間は動けず、そしてスタッフが起立性低血圧になり、バタバタと倒れていくのです。

一日の業務に支障が出ることも考慮し、申し送りは座る、もしくは申し送りは廃止する、など時代に合わせてやり方を変えていく雰囲気はありますか?

【まとめ】病棟看護師を辞めたい時に考えるべき5つのこと

病棟看護師を辞める理由が十分にあると思うのであれば退職しても後悔することはないでしょう。

退職を考えている方はひとつひとつ、今の現状に当てはめてみてください。

・業務量は適切か、自己の生理的欲求(昼食休憩がとれる、トイレに行ける、喉が渇いた時に水分を摂取できる等)は満たされているか
・患者ひとりひとりに満足した看護ができているか
・体重課題が発生した場合、先輩後輩関係なく協力し合える環境があるか
・夜勤をすることで健康障害が起きていないか
・上司の考えは古くないか、問題解決の為に行動してくれるか

人生100年、今では70歳になっても働き続ける人もいます。長い目で見たときに、続けていられないなと感じたら次へのステップに進みましょう。

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