簡単！転職エージェントへのビジネスメール・LINEの返信の仕方

転職活動で、転職エージェントやエントリー先の事業所人事課とメールのやり取りをすることがあります。

「どのように返信すればいいのでしょうか？」
「失礼のない丁寧な返信のマナーとは何でしょうか？」

日頃からビジネスメールを使っていないと、いざという時に使いこなせず失礼なメール文になってしまうことが多いです。

転職エージェントはその対応に慣れていますが、やはりビジネスマナーができている人は、仕事ができるイメージがつくため企業へ推薦しやすい人材です。

初めて対応する場合、難しそうに見えますが、基本ルールに従って返信すれば誰でも簡単に使いこなすことができます。

この記事では、転職時によく使われるメールの書き方を例文を使って説明しています。

転職サイト登録時のメール例文

転職サイトに登録する際には、面談の日程調整が必要です。そのため、転職サイトから面談の日時を調整するためのメールが届きます。

転職サイト側から登録時に一度面談をさせていただきたいのですが、ご都合の良い時間帯はございますか？といった内容で連絡が来ます。

以下に、そのメールへの返信例を記載します。

件名：面談日時につきまして

〇〇様

お世話になります。□□と申します。

登録時の面談につきまして、下記お時間を希望いたします。
１月１日（月）13:00～

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

このようにメール内容を送ります。LINEやSMSの場合も、構成は同じです。

ビジネスメール３つの基本【具体的な書き方】

①挨拶文は必ず入れる

まず、初めに挨拶文を入れます。以下のフレーズはよく使用する基本的な文章です。参考に使用してください。

「お世話になります。〇〇と申します。」
「いつもお世話になっております。〇〇と申します。」

挨拶の際には、自分の名前を必ず伝えるようにしましょう。

②内容は分かりやすく、簡潔に！

「登録時の面談につきまして、下記お時間を希望いたします。
　〇月〇日（月）〇時～」

相手から候補日が提示された場合は、その中から選択して上記のように記載します。候補日が提示されない場合は、希望日時を3つ記載するとスムーズです。

転職サイトに登録後、希望する求人の詳細を聞きたい場合は、次のような文を挿入します。

「求人の詳細をお聞きしたく、ご連絡いたしました。」
「～の求人につきまして、エントリーを考えております。」

これらの文を使って、ネットやメールで見た求人にエントリーしたい旨を伝えましょう。

通常は電話で詳細を聞くことが多いですが、仕事の都合で電話に出られない場合には「〇月〇日の〇時頃にご連絡差し上げてもよろしいでしょうか」といった一文を追加するとスムーズです。

③締めの言葉も忘れずに入れる

「よろしくお願いいたします。」
「お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。」
「お手数ですが、よろしくお願いいたします。」

基本的に丁寧な言い方はたくさんありますが、上記どれを使用しても失礼にはあたらないのでそのまま使用してください。

メールのやり取りが終わる場合は、「今後ともよろしくお願いいたします。」で締めるのが基本です。

丁寧すぎる文章はNG。簡潔に、スマートに！

怒られないように、失礼のないようにと自分をかなり下げて敬語を使いすぎると二重敬語になるので注意。

【ビジネスメールを本格的に学べる一冊

企業へ転職すると、毎日メールを送受信します。ビジネスメールの基礎は学んでおかなければなりません。

メールを送る時に文章がまとまらず何度も書き直したり、送信する前の推敲に時間がかかっていると業務が滞ってしまいます。

最低限のマナーであり、中途採用の場合はきちんと学ぶことができず、不安を抱えながら連絡をする人も多いです。

入職する前に読んでおいても損はないです。

転職エージェントに送るビジネスメール・LINEの方法まとめ

普段仕事でメールのやり取りをする機会がない人は、ビジネスメールのルールを知らないことが多いです。

基礎をしっかり身につけておくと、転職活動時は「マナーがしっかりしてるな」と思われることが多く、エージェントからも一押しされます。

簡単なので、３ステップを使用して転職活動を行いましょう。

【ビジネスメールの送り方】
①挨拶文「お世話になります。」
②内容
③締め「よろしくお願いいたします。」