「看護師は副業禁止」
そう強く言われることが多いですが、実際に副業をしている看護師は、思っているよりずっと多いです。
私自身、3年ほど副業を続けていましたが、正直なところ、きちんと対策さえすればバレることはありません。
・副業したいけど、バレたらどうしよう
・副業がバレたらどうなるの?
・副業バレをしない方法が知りたい
あなたも、こんな不安を抱えたことはありませんか?正直、私も始める前は同じことをぐるぐる考えていました。
この記事では、看護師がなぜ副業禁止と言われやすいのか、バレる理由やバレた場合にどうなるのか、そして副業バレを防ぐ具体的な方法まで、順番に解説していきます。
副業バレを恐れて一歩を踏み出せずにいるなら、この記事を読んで正しい知識を身につけて、堂々と挑戦していきましょう。
看護師はなぜ「副業禁止」なのか?理由は労災リスクにあった
「看護師 副業 禁止」で検索してここにたどり着いた人も多いんじゃないでしょうか。まずは、そもそもなぜ看護師は副業禁止と言われやすいのか、その理由からお話ししていきます。
理由は主に2つあります。
- 本来の業務に支障が出るのを防ぐため
- 長時間労働で労災となった場合、本業側の責任になるため
正社員が副業禁止とされやすいのは、副業で働きすぎて本業に支障が出るからです。
看護師は特に激務で、不規則な生活になりやすい仕事ですよね。本業以外で何時間も働くとなると、体力的にも精神的にもかなりの負担になってしまいます。
看護師は人の命を預かる、ミスが許されない仕事です。

集中力を保つためにも、万全な体調を確保する必要があるので、副業禁止というルールが設けられやすいんですよね。
もう一つ、産業保健の視点から見ると、本業と副業を掛け持ちして長時間労働の末に倒れてしまった場合、その労災は本業側の責任になります。
つまり、病院側からすると「うちの責任になるリスクがあるなら、そもそも副業自体を禁止しておきたい」という考え方なんです。
ちなみに、公務員は基本的に副業がNGとされていて、バレると即解雇というケースもあります。ただ、最近は公務員でも副業OKとしている職場が少しずつ増えてきているので、まずは自分の就業規則を確認してみてください。

私も副業を始める前、真っ先に確認したのがこの就業規則でした。「禁止」と一言で言っても、職場によって温度差がかなりあるんですよね。
看護師の副業はバレるのか?副業バレする3つの理由
「看護師は副業禁止」と強く言われるからこそ、副業バレを恐れている人は本当に多いです。ただ、将来のことを考えると、副業をしないままで本当に大丈夫なのか、と不安になったこと、ありませんか?

私は、看護師として働き続ければ食いっぱぐれないと言われる一方で、医療以外のスキルを身につけることで将来の可能性はもっと広がると感じています。
副業バレする理由は、主に3つのケースに絞られます。この3つさえ押さえておけば、副業バレはかなり防げると思っていいです。
・同僚からの密告
・SNSやネット上での顔出し
・税金の徴収が他人より多い
正直、一番怖いのは同僚からの密告です。どんなに気をつけていても、噂話から広まってしまうケースがほとんどなんですよね。

私は、同僚には誰にも言わず黙々と副業していました。
税金についても、かなり稼げている状況になって初めて発覚しやすくなるものなので、稼ぎ始めのうちはそこまで神経質にならなくても大丈夫です。
一番大事なのは、副業していることを自分から公にしないこと。この一点に尽きます。
看護師の副業がバレたらどうなる?実際の対応フロー
「副業がバレたら、その場でクビになる」
そんなイメージを持っている人、多いんじゃないでしょうか。実は、いきなり解雇になるケースはそこまで多くありません。
副業が当たり前になってきた時代背景もあり、まずは「注意喚起」から始まることがほとんどです。
・上司からの口頭注意、ヒアリング
・始末書の提出を求められる
・悪質や重大なケースでは懲戒処分(減給・解雇)
段階を踏んで対応されることが多いんですが、解雇の可能性がゼロというわけではありません。ここは正直に伝えておきたいポイントです。

まず最初にやってほしいのが、入職時にもらっている就業規則の確認です。副業に関する項目は「兼業・兼職禁止」といった表現で書かれていることが多いので、探すときはその言葉で探してみてください。
就業規則は年々更新されている可能性もあるので、できれば人事や総務に最新版を確認しておくと安心です。
もしすでに副業がバレてしまって不安になっているなら、まずは慌てず就業規則を確認して、自分がどの段階の処分対象になりうるかを把握することから始めてみてください。
感情的に「辞めます」と言い出す前に、事実確認をするのが先です。

私自身は、副業を始める段階で「もしバレて注意喚起されたら、そのタイミングで本業を辞めよう」とあらかじめ決めていました。
バレる頃には副業だけで生活できるくらい稼げている状態になっているだろう、という見通しがあったからです。
実際、看護師は解雇になったとしても、働く場所には困りにくい資格です。もちろんバレないに越したことはないんですが、「バレたら人生終わり」というほど恐れすぎる必要はない、というのが私の実感ですね。
副業したい看護師はココに注意!副業バレしない方法
ここまで読んで、「じゃあ具体的に何に気をつければいいの?」と思っているんじゃないでしょうか。副業バレを防ぎたいなら、特にこの3点を押さえておいてください。
・税金を自分で納めるように設定する
・顔出しをしない
・身内に話さない
税金を自分で納めるように設定する
確定申告のタイミングで、副業で得た収入を報告することになります。副業で稼いだ分にも、当然税金はかかってくるんですよね。
一般的には本業の給与と一緒に住民税が天引きされるため、金額が急に増えることで会社側に気づかれる可能性があります。
ここで対策になるのが、確定申告書の「住民税に関する事項」の欄です。「自分で納付」に丸をつけておけば、副業分の住民税は自分で振込む形になります。私もこの方法で対策していました。
ただし、税務署側の処理ミスで、まれに勤務先に請求が行ってしまうケースもあります。
不安な場合は、税務署にきちんと処理されているか直接確認してみるのが確実です。
顔出しをしない
ネットやSNSを使った副業では、顔出しをしないことが基本になります。
自宅近くの風景や部屋の様子を写している人も見かけますが、そういった情報から同僚に気づかれることもあるので気をつけてください。
身内に話さない
副業バレを防ぐには、周囲に話さないことが一番の対策です。
病院というのは思っている以上に噂が広まりやすい環境で、勤務先が違っても医療者同士のつながりから伝わってしまうことがあります。
信頼している相手であっても、噂話は思わぬところから広がるものです。ここは徹底しておいたほうがいいと思います。
それでも副業バレが怖い人は考え方をプラスに変えよう!
ここまで対策を紹介してきましたが、それでも「やっぱり怖い」と感じている人、まだ多いんじゃないでしょうか。正直、私も最初はそうでした。
自分でどれだけ徹底して隠していても、副業バレの一番の原因になりやすいのが、税金の支払額が増えることで発覚するケースです。
ただ、ここで考えてみてほしいんですが、バレるくらい税金の支払額が多くなっている人って、実はもうほぼ独立できる状況にあるんですよね。
まだ稼げてもいない段階で、税金が増えてバレたらどうしよう、と心配する必要はないんです。
そもそも確定申告が必要になるのは、副業で得た年間の所得が20万円を超えた時からです。まず稼げる状態になっていない人が、心配する段階の話ではないんですよね。
※医療費控除やふるさと納税などで確定申告をする人は、20万円以下でも申告が必要になるので注意してください。
さらに、副業で得た収入が「雑所得」の場合は、経費で調整できる余地があります。
・書籍代
・セミナー代
・自宅作業の場合の家賃(作業スペース分)
・電気代
・ネット代など
所得は「利益 − 経費」で決まるので、雑所得が20万円を超えそうになったタイミングで、経費の計上を検討すればいいだけの話です。
こう考えると、所得が20万円を超えるまでにはそれなりに時間がかかることがわかると思います。副業バレを恐れて動けずにいる必要は、実はそんなにないんですよね。

ちなみに、有料セミナーを受けると所得の調整になるだけでなく、自分のスキルアップにもつながります。個人的には、メリットしかないと思っています。
まとめ|看護師で副業バレを防ぐ方法
副業バレを恐れてなかなか行動できない看護師に向けて、副業がバレる理由、バレたらどうなるか、そして防ぐための具体的な方法まで一通り解説してきました。
看護師が副業禁止と言われやすいのは、労災リスクを避けたいという病院側の事情があるからでした。
とはいえ、対策さえすればバレるリスクはぐっと下げられますし、万が一バレたとしても、いきなり人生が終わるわけではありません。

私自身、副業がバレて注意喚起されたら本業を辞めようと決めていましたが、それは「それくらいの覚悟でやらないと稼げない」という思いがあったからです。
看護師は資格の強みもあるので、そこまで恐れすぎなくて大丈夫だと思います。
これから副業を始めたい人は、まず自分がどんな副業に向いているのか、看護師ができる副業の種類まとめの記事で選択肢を確認してみてください。
そして、同じ副業を選んでも「稼げる人」と「稼げない人」が分かれるのも事実です。その違いについては看護師の副業で稼げる人・稼げない人の違い5選で紹介しているので、あわせて読んでみてくださいね。
今の不安を一つずつ解消しながら、あなたのペースで新しい一歩を踏み出していきましょう。

