毎月の保健ニュース・保健だより、ポスターねどの作成でマンネリ化していませんか?
どうせ誰も見ないから、とただの自己満になっている方も多いのではないでしょうか。
せっかく良い情報を発信しているのに、
もったいない!!
掲示物ひとつでも産業保健の楽しみを感じることができます。
ぜひ、参考にしてみてください。
Hana | 産業保健師ブロガー
・未経験からの産業保健師転職
・辛い看護師を乗り切るコツ
・美容・健康 など
掲示物が社内の雰囲気改善につながる
たったひとつの掲示物ですが、最大限に効果を発揮することができればやりがいを感じることができます。
- 毎回掲示物を楽しみにしてくれる=保健師を覚えてくれる
- 「あれおもしろかったよ!」「これって本当なの?」と声をかけられやすくなり、親しみやすい保健師になる
- 社内で話題になるネタがあるとコミュニケーションが円滑になる
保健ニュース・ポスターのマンネリを改善!興味を引く技を伝授
まずやってはいけないことは、よくある見出しをつけてしまうこと。
「そんなの興味ないよ」と思われてしまいますので、避けるようにしましょう。
【見出しのNG表現】
・健康のために
・元気な老後のために
工夫された切り口で見出しをつけると効果的
特にみんなが興味のあるものは「美容」「モテ」「金銭面」などです。ここから保健情報へ繋げると読んでもらいやすくなります。
例1)タバコで歯が溶けた人の写真
最近は芸能人だけでなく一般人も大多数の人がホワイトニングをするようになりました。
歯も人を印象づけるものなので、営業職には特に効果絶大です。
例2)喫煙者・非喫煙者の今後を比較
これは非常に有名な画像ですが、喫煙者・非喫煙者を比較したもの。
見た目は美しい方がいい!のは大多数の方が共感できるかと思います。
例3)ヘルメット着用と抜け毛
ヘルメット着用は抜け毛の原因になる!?という記事に、その他の抜け毛の原因として喫煙を絡めるのも効果的です。
例4)20年禁煙で高級車が買える!?
タバコってこんなにお金がかかっているんだなぁ・・・と感じることで少し意識してもらう方法です。
ポスターやコラム記事の情報発信の工夫
NG
全て明朝体で文章をつらつらと書き綴ること
①イラストで内容を表現する(図解)
つまらないイメージを与えてしまうので、「文字はほとんどの人は見ない」と思ってください。
図にすると一瞬で目に入ってきますよね。
ぼーっとしているだけでも見えてくるのがGOODです。
②キャッチ―な見出しにする
・〇〇するだけでOK!
・裏技を紹介します!
そんな文章で食いつく人いないよ~って思ってしまいますが、実は本当に見てくれる人が多いんです。
はいはい、って思いながらも一応読んでしまう人もいるようです。
③自分のこととして受け取ってもらう工夫
先に興味を引き、情報提供をする方法です。
1)チェックリスト
□があると☑したくなる。
自分に当てはまっていないか?確認したくなる。
そんな気持ちを引き出します。
2)フローチャートによるタイプ別診断とタイプ別アドバイス
産業保健とはちょっとズレていますが、この性格診断とってもおもしろいのでオススメです。
3)クイズ形式
ついついチェックしたくなる、診断したくなる気持ちを引き出しましょう。
④あえてマンネリをそのままにしておく
シリーズもの、コーナー、4コマ漫画、
従業員のインタビュー、読者の感想など
毎回の楽しみとして待ってくれている人もいます。隠れファンを獲得しましょう。
また、従業員など身近な人が載っていると親近感が生まれやすいです。
社内のコミュニケーションも増えるので良い雰囲気づくりもできてオススメです。
マンネリ記事が意識改革へ効果を生み出すこともある
マンネリが良い効果を生み出すこともあります。
例えば、熱中症の記事は毎年発信し続けますよね。何度も目にしているうちに意識してくれるようになることもあります。
あぁ、もうこんな時期がきたのかぁ。気をつけなきゃな。
参考になるコラムテーマ
◇健康保険組合連合会「健康コラム」
◇健康経営トータルサービス「SESの健康コラム」
◇+co「産業お役立ちコラム」
まとめ
必ず作成する保健ニュース、保健だよりは効果的なものにしましょう。
・掲示物が社内の雰囲気を良くする
・マンネリを改善するには工夫された見出しをつけて興味を引く
・ポスターやコラムは情報発信の工夫をする
・あえてマンネリのままにしておく