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【保健師のスキルアップ術】現場で役立つ思考力とは?鍛え方を徹底解説!

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保健師はどこまでも思考力が求められる職業です。

看護師より遥かに楽だと思われる職業ですが、看護師の何十倍も何百倍も頭を使います。

考えるのが苦手な人最適な答えが出せない人は業務をスムーズにこなすことができず、苦しみます。

さらに、保健師でも一人で抱え込む人が多く、うつ状態や適応障害を招き、休職や退職に追い込まれていってしまいます。

保健師にとって一番重要な「思考力」は、どのような時に、どのようなスキルが必要なのか?実際によくある場面を通して、初心者でもわかりやすく解説します。

今後のスキルアップをしたい人は、本記事を最後まで読み、ぜひ明日からの業務に繋げてください。

目次

保健師のスキルアップに必要な4つの「思考力」

保健師のスキルアップに必要な思考力は、主に以下の4つです。

・論理的思考力
・批判的思考力
・創造的思考力
・応用力・柔軟な思考力

どのような場面で、どのような考え方をすると良いのか、実際によくある例をもとにひとつずつ紹介します。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、物事を論理的に整理し、筋道を立てて考える思考法のことです。簡単に言えば、「話や考えに矛盾がなく、誰が聞いても納得できるように考えること」を指します。

論理的思考力(ロジカルシンキング)ができると、以下のようなことが解決できます。

  1. 説得力が増し、仕事や日常の会話で相手に納得してもらいやすくなる。
  2. 問題解決がスムーズになり、何が原因かを明確にし、適切な対策を考えられる。
  3. 効率的に考えられる。感情や思い込みに左右されず、本質的な判断ができる。

この3つの要素は対象者との信頼関係を保ち、専門職としての役割を果たすのに重要です。

では、実際に、どのような場面で役立つのかを紹介します。

現場で使う場面

・健康課題の原因を分析し、適切な対策を立てる
・データや科学的根拠をもとに判断し、効果的な健康指導を行う

主に健康診断の事後措置において、受診勧奨や治療フォローで役立ちます。

保健指導では、原因を追求し、根拠づけていくことが重要です。

批判的思考力(クリティカルシンキング)

批判的思考力(クリティカルシンキング)とは、物事をただ鵜呑みにせずに、疑いながら考える力のことです。
簡単に言うと、「本当にそれで正しいの?」「別の見方はない?」と一歩立ち止まって考える習慣です。

ロジカルシンキングは、「筋道と立てて考える」のに対し、クリティカルシンキングは「その考えが妥当か疑ってみよう」と考えます。

つまり、ロジカルに組み立てた考えに対して、クリティカルに「その前提、大丈夫?」とチェックすることです。

現場で使う場面

・目の前の情報をそのまま受け取らず、本当に正しいか疑い、深く考える力。
・流行や新しい健康情報を鵜呑みにせず、正確な情報を見極める力。

保健指導で必要なクリティカルシンキングの視点

1.二次検査をきちんと病院で受けてきたか?自分で結果を記載していないか?
2.治療方法は正しいか?(ヤブ医者ではないか?)
3.本当に経過観察で良いか?

保健指導の場面では、「怒られないように」と嘘ついた報告をするケースが相次ぎます。対象者の発言や行動をそのまま受け取らず、本当に信じて良いものであるかを判断しましょう。

虚偽報告は日常茶飯事。ちゃんと見極めていきましょう!

創造的思考力(クリエイティブシンキング)

創造的思考力(クリエイティブシンキング)とは、自由な発想で新しいアイデアや解決策を考える力のことです。

簡単に言うと、「もっと面白いやり方ないかな?」「普通と違う方法でもっと良くできない?」といった “ひらめき”や“柔軟な考え方”を使う思考法です。

クリエイティブシンキングの特徴は、以下の3つがポイントです。

1.自由な発想:「正解」にこだわらず、いろんな可能性を探る
2.常識にとらわれない:普段の考え方やルールを一旦忘れて考える
3.新しい価値を生む:問題の新しい見方、斬新なアイデアが生まれる

現場で使う場面

・対象者が楽しく健康づくりに取り組めるよう、新しいアイデアを考える力。
・伝統的な方法だけでなく、SNSやデジタルツールなど新しい手法を取り入れる力。

新しい発想力が良い効果をもたらす!

これまで3つの基本的な思考力を紹介しましたが、保健師の現場では「論理的に考え → 疑いながら検討し → 自由に発想する」のが理想的な思考フローです!

応用力・柔軟な思考力

柔軟な思考力とは、1つの考え方にとらわれず、いろんな角度から物事を考える力です。つまり、「こうじゃなきゃダメ!」という思い込みを外して、「別のやり方は?」「もっといい方法ない?」と考えられること。

例えば、対象者のサポートを行うチームメンバーの意見が食い違ったとき、両方の案を組み合わせる発想に切り替えることを指します。

現場で使う場面

・健康問題は個々の環境や背景によって異なるため、相手に合った対応を考える力
・他職種と連携し、異なる視点を取り入れながらベストな解決策を見つける力

教科書通りに進むことは、まずありません…いくつもの改善策を考え、実施することで保健師の役割が果たせます!

保健師のスキルアップに必要な思考力を鍛える方法

ここまで読めば、保健師活動に思考力なのは十分理解できたかと思います。これからは、保健師に必要な思考力を鍛えるにはどうしたらいいかを具体的に解説します。

しかし注意していただきたいのは、この記事を読んだからといって、すぐに思考力が身につくものではありません。

毎日コツコツと頭を使い、PDCAを回して、数年かけて徐々にスキルアップしていきましょう。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

ロジカルシンキングを意識すると、考え方がクリアになり、仕事や日常生活のコミュニケーションがスムーズになります。

以下のような項目をもとに、考える癖付けをしていくことで自然に鍛えられるようになります。

結論から話す(「結論→理由→具体例」の順番で伝える)
感情ではなく、データや事実をもとに考える
モレ・ダブりのない視点で情報を整理する

より早く論理的思考力(ロジカルシンキング)を鍛えたい人は、「エッセンシャル思考」などの思考術を参考にしてください。

日々トレーニングをする方法もありますが、書籍等で「デキる人の思考」を理解できれば、上達へのステップアップが早くなります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、簡単な問題から練習してみると自然に身につきます!

批判的思考力(クリティカルシンキング)

クリティカルシンキングを鍛えるコツは、以下のようなものがあります。

・「なぜ?」と問いかける習慣をつける
反対意見他の視点も考える
・感情ではなく、事実・データを見る
情報源の信頼性をチェックする

クリティカルシンキングは「疑って考える力」ですが、ただ反論するのではなく、「より良い判断」をするための思考法です。

一つ目のロジカルシンキングと組み合わせると最強な思考力を身につけることができます。

創造的思考力(クリエイティブシンキング)

クリエイティブシンキングの鍛え方は、以下のようなものがあります。

「こうあるべき」を一度忘れる
・とにかくたくさんアイデアを出す(質より量!)
「こんなのアリ?」を大事にする
他分野のアイデアを組み合わせる(例:保健指導 × 心理学 → 心理学的アプローチ)

例えば、保健指導は医療の知識だけでは不十分であり、心理学を用いたアプローチを用いることで、相手が話しやすい雰囲気を作ったり、相手を納得させて話を進めたり、より効果的な保健指導ができるようになります。

「仕掛学」は新しいアイデアを見つけるのに非常に参考になります!ぜひ一度読んでみてください。

クリエイティブシンキング=発想の自由力です。

このスキルが身につくと「正解がない問題」に強くなるため、新しいアイデア出し、企画、広告(ポスター)などで大活躍します。

応用力・柔軟な思考力

「応用力」「柔軟な思考力」は2つをセットにして考えると、より効果的な保健指導ができるようになります。

応用力を鍛えるには、以下の2つがポイントです。

「これ、他にも使えるかも?」と考える癖をつける
・1つのスキルを複数の場面で使ってみる(例:プレゼン力 → 会議・学校・面接など)

それに加えて、柔軟な思考力を鍛えるには、以下の工夫を意識しましょう。

「他の方法は?」「逆の立場なら?」と自分に質問してみる
正解を1つに決めつけない
違う考えを持つ人と話してみる

応用力=「使いこなす力」
柔軟な思考力=「考え方を切り替える力」

どちらも、変化の多いこの時代にとても大事なスキルです。

【まとめ】保健師に必要な4つの思考力

保健師は「決められたことをやる」のではなく、「状況に応じて最善の方法を考え、実行する」ことが求められます。

問題解決を行う上で、保健師はどこまでも思考力が必要な職業です。4つの思考力を身につけ、頭をフル回転させて楽しく活動していきましょう。

【保健師に必要な4つの思考力】
1. 論理的思考力(ロジカルシンキング)
2. 批判的思考力(クリティカルシンキング)
3. 創造的思考力(クリエイティブシンキング)
4. 応用力・柔軟な思考力

参加できる研修が少ない、保健師としてスキルアップしたいけどどのように勉強したら良いかわからないと言う人は、ぜひ思考力を鍛えてみてくださいね。

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