「転職したいけど、給料が下がるのが怖い」
あなたも今、そんな気持ちを抱えていませんか?正直、私も同じでした。夜勤手当がなくなるだけで手取りが5万円近く変わると知ったとき、本当に転職していいのか分からなくなったんですよね。
でも結論から言うと、不安の正体は「わからないこと」だったんです。給料が下がる金額は分かっても、その先の生活がどうなるのかが見えていなかっただけ。だから怖いんだと思いませんか?
私はある夜、寝る前にスマホでライフプランシミュレーターを触ってみました。結婚、子どもの教育費、老後資金…数字を入れていくうちに「あ、意外とやっていけるかも」と、肩の力がふっと抜けた瞬間があったんです。
この記事では、私が実際にやった手順そのままに、以下の流れで紹介していきます。
①ライフプランシミュレーターで将来を見る方法
②今後どれくらいお金が必要かの考え方
③最低限の収入目安のチェック方法
④それに見合う求人の探し方
最後には、給料の上限を感じたときに考えたいNISAや副業という選択肢もお伝えしますね。
不安なまま転職するかどうかを決めるのではなく、まず数字を見てから決めても遅くはありません。一緒に、あなたの「今後」を可視化していきましょう。
看護師転職で給料が下がることに不安を感じるのはなぜ?
看護師の転職で給料が下がると聞くと、まず頭に浮かぶのは「夜勤手当がなくなる」「残業代が減る」という数字の話ですよね。

私も転職活動を始めたとき、求人票の基本給だけを見て「あれ、思ったより安いな」と一瞬固まった経験があります。
実際、日勤のみのクリニックや訪問看護に移ると、夜勤手当だけで月4〜5万円ほど減るケースは珍しくないんです。年間にすると50万円以上の差になることもあって、これは正直、無視できる金額じゃないと思いませんか?
給料が下がる要因として、よく挙げられるのはこのあたりです。
・夜勤手当・深夜割増がなくなる
・残業代がほぼ発生しない職場に変わる
・賞与(ボーナス)の支給率が下がる
・各種手当(住宅手当・資格手当など)の条件が変わる
・昇給のペースが病院より緩やかになる
でも、私が本当に苦しかったのはこの「金額そのもの」ではなかったんですよね。むしろ怖かったのは、「この先の生活が本当に成り立つのか」がまったく見えていなかったこと。
給料が下がる事実は分かっていても、その先にある結婚や子どもの教育費、老後の生活まで想像できていなかったんです。
あなたも「給料が下がる」という言葉だけで不安になって、その先の生活まで具体的にイメージできていない、ということはありませんか?
漠然とした不安って、実は「知らないこと」から生まれている場合が多いんです。だからこそ次の章で紹介する、将来を数字で見える化する方法が効いてきます。
ライフプランシミュレーターで将来のお金を可視化する
ライフプランシミュレーターとは
ライフプランシミュレーターって聞いたことはあっても、実際に使ったことがある人は意外と少ないんじゃないでしょうか。
私も最初は「どうせ大雑把な結果しか出ないんでしょ」と思っていて、正直ノーマークだったんですよね。
これは、今の収入や支出、将来のライフイベントを入力すると、何十年か先までの家計の流れをグラフで見せてくれるツールのことです。
日本FP協会や金融庁、各生命保険会社が無料で提供していて、会員登録なしで使えるものも多いんですよ。
使ってみて驚いたのは、思っていたより入力項目がシンプルだったこと。年齢、家族構成、年収、貯蓄額くらいを入れれば、あとはライフイベントを選んでいくだけで結果が出てきます。
使い方【3ステップ】
私が実際に触った手順は、この3つだけでした。
年収、生活費、貯蓄額など
結婚、出産、住宅購入、転職など
何歳のときにお金が不足しそうかが見える
たったこれだけなのに、10分もかからず「わが家の未来の家計グラフ」が画面に出てきたときは、ちょっと感動しました。
数字が苦手な私でも扱えたので、抵抗がある人ほど一度触ってみてほしいなと思います。
看護師が入力すべき項目
ここで少し注意したいのが、看護師ならではの入力項目です。
一般的なシミュレーターは会社員を前提に作られていることが多いので、そのまま使うとズレが出てしまうことがあるんですよね。
私が意識して入力したのはこのあたりです。
- 夜勤手当・残業代を含めた「今の」手取り額(転職後の想定額も別で試算)
- 資格更新や研修にかかる費用
- 転職に伴う引っ越し・通勤費の変化
- 結婚・出産による働き方の変化(時短勤務や退職の可能性)
- 老後資金(退職金制度がない職場に移る場合は特に)
特に退職金の有無は見落としがちなポイントです。
クリニックや訪問看護は退職金制度がないところも多いので、ここを入れ忘れると老後の資金計画が大きくズレてしまいます。

あなたの転職先候補には、退職金制度はありましたか?一度、求人票を見返してみてください。
おすすめのシミュレーションツール
どれを使えばいいか迷う場合は、まず金融庁の「ライフプランシミュレーター」や、日本FP協会が提供する「ライフプラン診断」あたりから触ってみるのがおすすめです。
どちらも無料で、数分あれば最初の結果が出てきますよ。
私はいくつか試してみて、グラフの見やすさや入力のしやすさでこの2つを選びました。1つだけで判断せず、2〜3個試して数字を比べてみると、より納得感のある将来像が見えてくるはずです。
今後どれくらいお金が必要かを考える
シミュレーターでグラフが出たあと、次にやることは「そのグラフの中の数字が何なのか」を具体的にしていく作業です。
私も最初はグラフを眺めるだけで満足しかけたんですが、それだけだと結局「なんとなく大丈夫そう」で終わってしまうんですよね。
大事なのは、いつ・何に・いくら必要なのかを自分の言葉で書き出すこと。ここまでやって初めて、シミュレーションが「自分ごと」になってくる感覚があります。
ライフイベント別の必要資金目安
まずはライフイベントごとに、一般的にどれくらいのお金が動くのかを把握しておくと整理しやすいです。
金額はあくまで目安ですが、私はこれくらいの水準で当てはめて考えました。
- 結婚費用:平均300〜350万円程度(結納・挙式・新婚旅行含む)
- 出産費用:自己負担分として10〜20万円程度(健康保険の出産育児一時金を差し引いた後)
- 住宅購入:頭金だけでも物件価格の1〜2割(数百万円単位)
- 教育費:子ども1人あたり、幼稚園から大学まで公立中心でも1,000万円前後
- 老後資金:夫婦で2,000万円前後と言われることが多い(年金額によって変動)
こうして数字を並べてみると、正直「うわ、思ったより大きいな」と感じませんか?私も最初に合計額を出したときは、一瞬手が止まりました。
でも金額が見えたからこそ、逆算して今何をすべきかが分かるようになったんです。
看護師特有の支出も忘れずに
一般的なライフイベントの費用に加えて、看護師には職業ならではの支出があります。ここを見落とすと、シミュレーションの精度がぐっと落ちてしまうんですよね。
- 資格更新・研修参加にかかる費用(認定看護師などを目指す場合は数十万円単位になることも)
- 転職に伴う引っ越し費用(勤務地が変わる場合)
- ユニフォームや靴などの自己負担品
- 転職直後の収入が不安定になる期間の生活防衛資金
私の場合、転職1年目は有給が少なくて収入が読みにくい時期があったので、生活防衛資金として手取り3ヶ月分くらいは別で確保しておきました。これがあるとないとでは、精神的な余裕がまったく違うんですよ。
こうやってライフイベントの費用と看護師特有の支出を並べてみると、「今後いくら必要か」が漠然とした不安から、具体的な数字に変わっていきます。
次の章では、この必要資金をもとに「最低限これだけは稼いでおきたい収入ライン」を計算していきますね。
最低限これだけは必要な収入目安をチェックする
必要な資金の全体像が見えてきたら、次は「じゃあ月にいくら稼げばいいのか」を具体的な数字に落とし込んでいきます。
ここまで来ると、あとは足し算と引き算だけなので、思っていたより気持ちが楽になってくるんですよね。
私も最初は「収入が下がる=生活が苦しくなる」と単純に考えていました。でも実際に計算してみると、感覚とはズレがあることに気づいたんです。
生活費から逆算する最低ライン
やり方はシンプルで、毎月の生活費と将来のための貯蓄額を足し算するだけです。私が実際にやった手順はこんな感じでした。
家賃・住宅ローン、光熱費、通信費、保険料など
食費、日用品、交際費など直近3ヶ月の平均
教育費・老後資金から逆算した月々の貯蓄目標
私の場合、固定費と変動費、貯蓄目標を足したら「最低これだけは欲しい」というラインが手取りで見えてきました。
求人票の給料と見比べたとき、「意外とこの水準ならクリアできる求人が多いな」と気づけたのは、正直かなり大きな発見だったんです。
夫婦・世帯収入で考える
ここで見落としがちなのが、自分ひとりの年収だけで判断してしまうことです。共働きの場合、世帯全体の収入で考えると、また違う景色が見えてくるんですよね。
私自身、自分の給料だけを見て「これじゃ無理かも」と落ち込んでいた時期がありました。
でもパートナーの収入や今後の昇給見込みも合わせて計算し直したら、思っていたよりずっと余裕があることに気づいたんです。あなたも、自分の年収だけで判断していませんか?
・世帯全体の手取り年収を合算する
・お互いの昇給・退職金の見込みも加味する
・将来どちらかが時短勤務や育休を取る可能性も入れておく

こうして世帯単位で最低ラインを出しておくと、「自分の給料が下がる=即アウト」という発想から抜け出せます。
あくまで家計全体で帳尻が合えばいいわけなので、視点を変えるだけで不安がかなり軽くなるはずです。
ここまでで、①将来を見る→②必要な金額を出す→③最低限の収入ラインを決める、という流れが一通り完成しました。
次はいよいよ、このラインに見合う求人が実際にあるのかを確認していきますね。
条件に見合う求人があるかを確認する
最低限の収入ラインが決まったら、あとはそれをクリアできる求人が実際にあるかどうかを確認していく段階です。
ここまで数字が固まっていると、求人探しのスピードがまったく違うんですよね。
私も以前は求人サイトを何となく眺めるだけで、結局どれが自分に合うのか分からなくなっていました。
希望条件を整理してから求人を探す
最低収入ラインが決まっている状態で求人を見ると、判断基準がはっきりしているので、迷う時間がぐっと減ります。私が実際に整理した条件はこんな感じでした。
- 最低限クリアしたい月収・年収のライン
- 夜勤の有無・回数(体力的に続けられる範囲か)
- 勤務地・通勤時間(引っ越しが必要かどうか)
- 休日日数・有給の取りやすさ
- 資格手当や昇給制度の有無
条件を先に決めてから求人を見ると、「あ、これは最初から候補外だな」と即判断できるので、探す時間そのものが短縮されるんです。
あなたも、条件を決めずに求人サイトを眺めて疲れてしまった経験、ありませんか?
転職サイト・エージェントの活用
一人で求人票を読み込むだけでは、実際の残業時間や職場の雰囲気までは分からないことが多いです。
私は転職エージェントに希望条件を伝えて、非公開求人も含めて紹介してもらったことで、自分では見つけられなかった求人に出会えました。
エージェントを使うメリットは、給与交渉を代行してもらえる点や、面接では聞きにくい残業実態を事前に教えてもらえる点にあります。

私は転職エージェントに希望条件を伝えて、非公開求人も含めて紹介してもらったことで、自分では見つけられなかった求人に出会えました。
とはいえ、サイトによって得意分野や求人の傾向はかなり違うので、選び方を間違えると時間だけが過ぎてしまうこともあります。
実際に私が比較して分かった違いは看護師向け転職サイトの比較記事でまとめているので、あわせて読んでみてください。
夫婦間ですり合わせておくべきこと
求人を絞り込む前に、パートナーとの相談も忘れずにやっておきたいところです。
ここを後回しにしてしまうと、あとから話がこじれてしまいます。
- 勤務地が変わる場合の家庭内の役割分担
- 世帯収入が一時的に下がる期間をどう乗り切るか
- 転職のタイミング(子どもの進学時期などと重ならないか)
事前にすり合わせておくだけで、転職後の「言った・言わない」のすれ違いをかなり減らせます。

ひとりで抱え込まず、数字を見せながら話し合うと、意外とすんなり合意できることも多いですよ。
給料アップに上限がある今だからこそ検討したい選択肢
ここまでの流れで転職先の目星がついても、正直、看護師の給料には上がり方に限界があるのも事実です。
私自身、何年働いても基本給の伸びしろがそこまで大きくないことに気づいたとき、少し寂しい気持ちになったんですよね。
だからこそ、給料そのものを上げる以外の選択肢も知っておくと、気持ちにかなり余裕が出てきます。
NISAなど資産運用で収入源を増やす
給料の上限が見えているなら、収入を「増やす」のではなく「別ルートを作る」という発想に切り替えるのもひとつの手です。
私もNISAを少額から始めてみたんですが、最初は「投資=怖いもの」というイメージが強くて、なかなか踏み出せませんでした。
・少額(月数千円)から始められる
・非課税で運用益を受け取れる
・長期・積立・分散でリスクを抑えやすい

実際にやってみると、思っていたよりハードルは低く、5年経った今はかなりプラスになって心にも余裕が生まれました。
とはいえ「何から始めればいいか分からない」という状態で飛び込むと、余計な不安が増えるだけなんですよね。
私が最初につまずいたポイントも含めて投資初心者に伝えたい!キャリアの大きな支えになる株式投資のキホンで解説しているので、始める前に一度目を通しておくと安心だと思います。
副業という働き方も選択肢に入れる
もうひとつの選択肢が副業です。
看護師の知識を活かせる副業は意外と多くて、私の周りでも治験関連のお仕事やオンライン相談、Webライターとして活動している人がいて、思っていたより選択肢は多いです。
- 本業に支障が出ない範囲の時間で始められる
- 看護師の専門知識がそのまま強みになる
- 収入源が複数になることで、転職後の不安が和らぐ
ただ、副業は始め方を間違えると本業に響いてしまうこともあるので、まずは向いている副業の種類から知っておくのがおすすめです。
転職・資産運用・副業の3本柱で考えると、「給料が下がる=詰む」という発想からかなり解放されるはずです。
まとめ|ライフプランで看護師転職で給料が下がる不安を解消する方法
給料が下がるかもしれないという不安は、感覚のままにしておくとどんどん大きくなっていきます。
でも私自身がそうだったように、ライフプランシミュレーターで将来を数字にしてみると、意外と「なんとかなりそう」という感覚に変わることも多いんです。
この記事で紹介した流れをもう一度整理すると、こうなります。
- ライフプランシミュレーターで将来のお金の流れを可視化する
- ライフイベントごとに必要な資金を書き出す
- 生活費と貯蓄目標から最低限の収入ラインを出す
- そのラインに見合う求人を探し、夫婦間でもすり合わせる
- 給料の上限を感じたら、NISAや副業という選択肢も検討する
不安なまま転職を決める必要はありません。まずは今日、ライフプランシミュレーターを開いて、あなた自身の数字を入力してみてください。
数字にしてしまえば、次に何をすべきかが自然と見えてくるはずですよ。

