看護師国家試験まで2ヵ月を切りました。合格率が約9割だからといって安心はできませんよね。
なんといっても、試験範囲がとてつもなく膨大で覚えることがいっぱいで、どれだけ勉強しても不安ですよね。
そんな看護学生の皆さんに、ぜひやってほしい勉強方法をお伝えします。
・年明けからの勉強スケジュール
・集中力が切れたときの勉強方法
・国家試験直前の過ごし方
上記の点について記事を書いています。こんな勉強のやり方で本当にいいのか?と思った時、参考にしてみてください。
一人だけじゃなく、周りの仲間とともにモチベーションを上げていきましょう。
年明けからの心構え
試験まであと2ヵ月もない・・・ですが、充分間に合います。
ひとつずつ、確認をしていきましょう。過去問すべて解けてない、QB1周もしていない、という方も焦らなくて大丈夫です。
やる気が出ない時は、やる気が出る方法で勉強をしていきましょう。
スケジュール
【1~2ヵ月前】過去問を一通り済ませる
過去問を一通り、解いてみましょう。過去5年分で十分です。充分理解できているところはもう解かなくて大丈夫です。間違えた問題、よくわからなかった問題には付箋をつけて見直しができるようにしておきましょう。
この時期は自分自身との闘い!!
周りのペースに惑わされないよう、マイペースにやっていきましょう。
過去問が一通り解けていない方は、あと何問・何ページ残っているかを確認し、逆算してみてください。
これだけは必ずやりましょう!!
そうすることで、1日最低何問解けば良いのかがわかり、「間に合わなかった」ということがなくなります。
- 間違えた問題だけを見直す。
正答率が70%以上の高いものから順番に解き直す。
「みんなが解けている問題を確実に解く」ことが大事。 - 暗記物は表をまるごと覚える。
- 過去問の答えだけを覚えない。
「なぜ、このような答えになったのか」を理解できればOK。自問自答し、確実に答えられるようにしていく。
【1~2週間前】苦手分野に特化して勉強する
いよいよ近づいてきました。このあたりで、不安が大きくなり、焦りが出てくると思います。何度も言いますが、「焦ったら終わり」だと思っていてください。
あなたの苦手分野はどこですか?
この質問に答えられますか?まずは苦手を明確にしましょう。
メモに書き出せるとGood!
そこを逃げずに、どけだけ立ち向かえるかがポイントです。看護師の国家試験は暗記がほとんどです。
問題集の解説には必ず表が載っていますよね。それを全て目で見て暗記をしましょう。ここで注意すべきことは、『暗記したつもり』になっていないか確認をしてください。
- 本当に覚えているかチェックするためには、何も見ずに答えを書き出せるか。
- 周りの友人に問題を出してもらい、答えられるかチェックする。
【1~3日前!直前対策】リフレッシュして挑む
直前になりました。ここでは、諦めも必要です。直前まで覚えようと焦っていませんか?
これまで充分やってきたのですから、前日くらいはリフレッシュしませんか?
私は仲間たちと軽く晩酌を楽しんでいました。もちろん、問題を出し合ったりしていましたが、やりすぎても焦るだけです
試験当日は、自信を持って取り組むことで自分の力を発揮ができます。あくまでも普段通りで、特別なことはしないようにしましょう。
集中力が切れた時、やる気がなくなった時の勉強法
勉強が好きな人は少数です。ほとんどの人が嫌いだと思いますが、楽しく勉強できれば辛い時期も乗り越えることができます。
仲間を味方にしよう
国家試験は蹴落とし合いではなく、みんなで合格するものです。これこそ、「受験は団体戦」
競争心ではなく、ともに協力し合いながらやっていきましょう。
仲間には「この分野が苦手だから問題出して」とお願いしてみましょう。仲間と話し合いながら学ぶことは一番身につきます。自分が理解できていなければ問題を出すこともできませんし、説明をすることもできません。
楽しく勉強しよう
「昨日できていなかったけど、今日は答えられるようになった」それだけでも成長です。勉強に対するモチベーションも上がります。行き詰まってしまった時は、仲間に助けを求めましょう。
さいごに
国家試験に向けて死ぬ気で勉強をしていると思います。たくさん勉強したから、と勉強時間だけで評価するのは危険です。
中身がちゃんと頭に入っているかが合否を分けるポイントです。国家試験まであと少し、頑張っていきましょう。