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看護師で仕事をしばらく休みたい時の休職手続き方法を徹底解説!

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看護師は心身ともに大きなストレスを抱える仕事です。多忙なだけでなく、いじめや職場での人間関係が悪くうつ病を発症し人生がダメになってしまう人も多いです。

私は看護師を経験した後に産業保健師へ転職し、従業員のメンタル対応や休職・復帰支援を行ってきました。病院に比べると、企業では働く人には手厚いサポートがあり、こんなにも差があるのかと驚きました。

病院では積極的に休職を勧めることがない上、サポートが薄く、病院は看護師を守ってはくれません。看護師は「使い捨て」と呼ばれるほど雑な扱いです。

病院でも休職はできますが、それまでの手続き方法を教えてくれず、思い悩んでいる人が多いのが現状です

本当に心から悩んでいる人のために、休職手続きの方法病院が認めてくれなかった時の対応方法をまとめました。

目次

看護師の休職手続き方法

看護師の休職手続きを以下にまとめました。一般企業ではスムーズに休職できますが、病院は診断書が出ていても休職を認めてもらえないブラックな職場も多くあります。

メンタルクリニック(心療内科)の受診を勧めない悪質なケースもあるので、注意しましょう。

以下の手順を踏めば、確実に休職することはできます。

STEP
メンタルクリニック(心療内科)を受診

初診は予約が必要な場合が多いです。事前にホームページ等でチェックしましょう。

STEP
診断書を依頼

医師へ相談し「休職が必要」と判断された場合は、診断書の記載を依頼しましょう。(2,000円程の追加料金が発生します。)

以下の2点は必ず職場で聞かれるので、記載してもいましょう。

必要事項

休職理由:原因となる病気「うつ状態」「適応障害」など
休職期間:◯ヶ月間

STEP
診断書を職場(上司または人事)へ提出

基本的に上司(師長)へ渡しますが、状況によっては渡しづらい場合もあると思います。その時は人事へ提出し休職が必要な状況を説明しましょう。

※診断書の記載内容は職場で指定されていることがあります。不足事項があれば主治医へ再発行してもらいましょう。

休職が認められない場合の対処法

休職中に受けられる傷病手当に詳しい社会保険給付金サポート「退職コンシェルジュ」があります。

元々は退職代行など退職関連のサービスを実施していますが、休職時に利用できる傷病手当の手続き支援も実施しています。

・休職できると言われているのに病院が認めてくれない
・お金に関する知識がない
・なるべく損せず給付金を貰いたい

このように休職や傷病手当関連で悩んでいる人はおすすめです。

うつ状態で看護師退職を考えるなら「失業保険よりも傷病手当」が損しない」こちらの記事を参考にしてください。

看護師の休職でよくあるQ&A

休職時によく聞かれる質問をまとめました。

診断書は欲しいと言えば簡単に書いてもらえるのでしょうか?

何らかのストレスにより心身に影響が出ていれば、基本的に診断書は書いてもらえます。

休職期間を過ぎてしまった場合、どうしたらいいですか?

再度メンタルクリニック(心療内科)へ受診し、復帰可能か休職の延長が必要か相談して決めましょう。休職を延長する場合は診断書を依頼し「さらに1ヶ月の休職が必要」と記載してもらいましょう。

看護師の休職中の過ごし方

これまで頑張って働いてきて突然休職となると、どのように過ごしたら良いか戸惑います。ゆっくり休んでリフレッシュする期間としても、周りから「休んでるのに遊ぶな」と心無い言葉を言われることもあります。

休職中は体をしっかりと休めるだけでなく、心もリフレッシュする時間を作り、セルフケアができるようになりましょう。正しい休職期間の過ごし方を紹介します。

積極的に外出する

旅行に行くのも良いですし、散歩程度でも構いません。引きこもりにならないように、意識しましょう。

おすすめの過ごし方

・朝起きたらベランダで5分過ごす
・毎日散歩15分間近所を散歩する
・週1回はカフェで読書をする

一番危険なのは何もせず寝ることです。何もしたくない時はもちろんありますが、自宅に引きこもるとセロトニンの分泌が減り、生物学的にも気分が落ち込みやすくなり悪循環になります。

心に負担のない程度に、少しずつできることを増やして、過ごしましょう。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活は、心身のバランスを保つのに必要です。休職して一日中寝ていると昼夜逆転しやすくなります。

昼夜逆転すると、日中に太陽の光を浴びることができないため、引きこもりと同じようにセロトニンの分泌が減ります。

おすすめの過ごし方

・1日3食、規則正しく食事は摂る
・夜0時前に寝て、朝8時には起きる
・昼寝は30分以内

まずは生活リズムを正すことを心がけましょう。

メンタルクリニック(心療内科)の治療はきちんと続ける

休職期間は今、あなたにとって必要な治療期間です。主治医の指示通りに治療を続けましょう。

必ずやること

・処方された薬は指示通り内服する
・通院は継続する

精神科の薬はできるだけ飲みたくない、という人もいますが今以上に悪化しないように、現状維持のためにも服用しましょう。

一度飲んだら一生飲まないといけない、ということはありません。心身が回復するまでの一時的な措置として考えましょう。

体調が回復してきたら職場復帰を検討する

体調が回復してきたら職場への復帰を考える時間が出てきます。自分と見つめ直し、職場へ復帰することを視野に入れて行動しましょう。

復帰の際に考えること

・元の職場へ復帰できるか
・どんな支えがあれば復帰できるか
・産業医と面談する

病院にも産業医は在籍しています。復帰の際に面談をするため、いつ頃復帰できそうか、夜勤なし・時短など条件が必要かどうかも検討しましょう。

転職活動をする

同じ職場に戻れる場合とそうでない場合があります。

いじめ上司のパワハラなど大きな人間関係が原因であった場合は新しい場所で復帰したいという人もいます。

状況によって異なるため、今後自分がどこで働きたいのか考え、必要なら転職活動を始めても良いです。

看護師の休職手続き方法まとめ

看護師の休職手続きに関する情報をまとめました。病院は積極的に休職を勧めることがなく、無理をしてうつ病を発症する看護師は非常に多いです。

自分の身は自分で守らなければ、病院は助けてくれません。

休職が必要だと感じた場合は、メンタルクリニック(心療内科)を受診し診断書をもらいましょう。そして、休職をして自分と向き合う時間を作ってください。

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