看護師はHSPが多いと言われています。「自分もHSPなんじゃないか?」と思った時、マイナスに捉えがちですが、プラス面も実は多いんです。
・HSPって結局なんなの?
・私はHSPかもしれない。ダメな人間だな。
・HSPと上手く付き合いながら生きる方法が知りたい。
生きづらさを感じている方がHSPの特徴を活かして、上手く付き合いながら生きていく方法をご紹介します。
日本人はHSPにあてはまる人が多く、マイナスイメージと捉えられがちですが、プラスイメージもあり、特徴を上手く活用できれば楽しく生きることができます。
HSPは病気ではない、性格

ここ数年、HSPについて話題となっていますが、HSPは障害や病気ではないです。単なる性格の一部です。
Twitterのプロフィール欄に「ポジティブ精神で生きています!」と書いてあるものと同じだと思ってください。
HSPの特徴
- 音・においなどに敏感
- ストレスに弱い
- 人の気持ちに左右されやすい
- 人の評価を気にしてしまう
- 人込みや雑踏が苦手、人疲れしやすい
- 引っ込み思案、新しい場面に慣れにくい
- 人の気持ちに気づく、空想が好き
その他にもたくさん特徴はあると言われています。
人によって様々なので、精神科の医師でも診断をつけるのは難しいです。そもそも、病気ではないので診断はできませんが・・・
HSPでも楽に、たのしく生きる方法

HSPの特徴をしっかり理解し、納得することが楽に生きるためのまずひとつめの方法です。
それから、以下のような方法を取り入れてみましょう。
気持ちの切り替えをする
HSPの人は、失敗や嫌なことがあると何日も引きずってしまう特徴があります。気持ちの切り替えができるよう、外出したり一人で閉じこもりにならず友人や家族と会う機会を作りましょう。
そして、HSPの人は気を遣いすぎる特徴があり、疲れやすいので毎日一日の終わりにストレス解消をすることが大切です。
【気持ちを切り替える方法】
①リラクゼーション:息をゆっくり吐く(腹式呼吸)
②イメージトレーニング
③言葉の力(人は人、自分は自分)
ダウンタイムをつくる
気を遣いすぎて疲れやすいので、一人でぼーっとする時間を作りましょう。非日常が味わえる場所に出かけるのもおすすめです。
現代はスマホでいつでもどこでも情報が得られる時代です。情報過多になると、それも気疲れの原因となるのでSNSを見ない時間をつくるのも良いです。デジタルデトックスをしてストレス解消しましょう。
散歩、ヨガ、自然に触れる、海を眺められるカフェに行く、など
ストレス解消法
一般的なストレス解消は以下のようなもです。
- シャワーではなく、お風呂にゆっくり浸かる。
- 趣味に没頭する。
- 自然から元気を貰う。
- 友人など気の合う人から元気を貰う。
大人になると仕事と自宅の往復のみで趣味がない、という方が多いです。大人女子の趣味についてまとめていますので、気になるものややってみたいことを探してみてくださいね。

HSPのためのおすすめ図書
悪いことばかりじゃない!HSPの長所

繊細さを直そうとする必要はありません。「繊細」という言葉は肯定的なニュアンスをもつものであり、伸ばすべきものだからです。
①人の気持ちに気づく
繊細な人は、人の気持ちに人一倍気づくことができます。共感力が高く、楽しい気持ちも伝わるので以心伝心が得意です。
②思いやりのある人
他の人よりも並外れた共感力を持っていることもあり、周りからよく「優しいね」と言われます。
この特性を活かして、教師、カウンセラー、医療や福祉関係など人に接する仕事をしている人もいます。

看護師に繊細さんが多いのは、特徴を活かせているのかもしれませんね。
③空想が好き
空想や想像が上手です。目の前の出来事から離れて、あれこれ想像を働かせることが得意。一人気持ちが生き生きとしていることもあります。
繊細を伸ばすための方法
繊細な人は、以下のような人・環境を求めて行動しましょう。
- 以心伝心で気持ちが伝わる相手
- 優しい気持ちや思いやりの気持ちを発揮できる環境
- 思う存分空想や想像に浸れる環境
- 自分や人生について深く考える時間
- 気持ちがホッとできる、安心できるような場面
まとめ
今回はHSP(繊細さん)についてまとめました。
・HSPは病気ではなく性格
・感覚の敏感さ
・人に対する繊細さ
・楽に生きる方法や日常生活の工夫
・繊細さは長所、伸ばすべきもの
日本人の特性として、HSPは非常に多いため一時期話題となりました。
マイナスに捉えた人は多いかもしれませんが、繊細さは伸ばすべきものです!自分の特性を活かして楽しく楽に生きていきましょう。
