産業保健師のスキルアップを目指せる資格【産業保健看護専門家制度】

産業保健師になりたい方、産業保健師一本で頑張っていきたい方におすすめ【産業保健看護専門家制度】ご存知でしょうか。

これまでは「登録産業看護師」でしたが、新制度になりました。

私も産業保健師として活躍している一人ですが、この制度、正社員になるまで知らなかったので、認知度はかなり低いです。今回は、この制度がどのようなものか、産業保健が大好きな方は興味深い内容となっています。

※産業保健師についてはこちらの記事を参考に

目次

産業保健師専門家制度とは

産業保健師専門家制度(旧:日本産業衛生学会登録産業看護師制度)とは2015年から、以下の目的でスタートしたものです。

 産業保健の目的を達成するために産業保健チームの一員として、質の高い産業保健サービスを提供できるように、産業保健領域の保健師および看護師の実践能力の育成および質を担保する。

 産業保健領域の保健師および看護師が、自律して継続的に自身の実践能力を高めていくための継続教育支援を行う。

公益社団法人 日本産業衛生学会(http://hokenkango.sanei.or.jp/)

この制度は、「産業保健看護専門家制度登録者」・「産業保健看護専門家」・「産業保健看護上級専門家」の3つの資格から構成されており、それぞれ資格認定試験または資格認定審査に合格することで登録が可能となります。

資格を持っている人はどれくらいいるの?

<登録者総数 1,337名>  
2021年2月28日現在

【内訳】
産業保健看護専門家制度登録者:752名
産業保健看護専門家:490名
産業保健看護上級専門家:95名

(名称が似ているため、わかりやすく色づけをしています)

専門家制度登録者認定試験について

産業保健師のキャリアアップを目指すなら【産業保健看護専門家制度】

【受験資格】保健師・看護師(第1種衛生管理者免許取得者)であれば誰でも受験可能
【試験時期】年1回(1月頃)
【試験場所】東京(※東京以外の地区で実施する場合もありますので、こちらの案内をご確認ください)

受験資格は、看護師の場合、第一種衛生管理者の免許を持っている必要があります。

この試験に合格後、産業保健看護専門家制度に登録するには、日本産業衛生学会の会員である必要があります。

登録者として登録された方は、登録から5年以内に専門家認定試験を受験・合格し、専門家として登録しない場合、その資格を喪失することになります。

専門家認定試験について

産業保健師のキャリアアップを目指すなら【産業保健看護専門家制度】

【受験資格】専門家制度登録者認定試験に合格後、登録をする必要があります。委員会が認定した基礎研修を受講するなどの規定の要件を満たし、受験資格審査を受ける必要があります。
【受験時期】年1回(11月頃)
【試験場所】東京

5年ごとに登録の更新手続きが必要。
更新には、委員会が認定した継続研修を受講するなど更新要件を満たす必要があります。

上級専門家認定試験について

産業保健師のキャリアアップを目指すなら【産業保健看護専門家制度】

上級専門家は、産業保健看護専門家のうち、専門家になろうとする登録者を指導するにふさわしいと認定された資格。

【受験資格】専門家として登録後5年以上の実務経験もしくは実践活動があり、委員会が認定した継続研修を受講するなどの規定の要件を満たしたもの。
【試験内容】書類審査
【審査時期】通年

5年ごとに登録の更新手続きが必要。更新のためには、委員会が認定した継続研修を受講するなどの規定の更新要件を満たす必要があります。

参考産業保健と看護(9−1 2017−1) 特集 産業保健看護専門家制度スタート!キャリアデザインのヒント /メディカ出版

まとめ

産業保健専門家制度はこのような資格があります。これから産業保健師を目指す方、産業保健分野でキャリアップを目指している方には、おすすめの制度です。試験内容などの詳細はこちら

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